忙しなく過ぎて行っていった1月ももうすぐ終わり。
少しずつ皆さん落ち着いてきたころでしょうか?
シリウスも年頭企画展からグループ展と賑やかな会期が終わり、
今度は個展。ほっと落ち着く作品が並んでいます。
髙群美子 写真展「たぬきのひるね-京ろうじ-」
期間:2022年1月27日(木)~2月2日(水)

今回の題材は「京都の路地」。
京都というと神社仏閣、美しい伝統文化を守っている厳かな雰囲気をイメージしますが、展示されている写真はそんな京都のイメージとは少し違います。

ビールを飲むウサギの人形、寝転がる狸の置物、電気メーターの中にいる福助・・・。
小さな路地のちょっとしたところにちょこんと置かれているものたち。
京都に遊びに行った際に路地に置かれたそれらに気付いた髙群さん自身も京都なのに!と驚いたそうですが、京都の方には『これが京都ですよ』と言われたそうです。
見進めていくにつれてフフっと笑ってしまう写真たち。
「こんな時代だからクスっと笑ってもらえると嬉しいです」と作品一つ一つのことを楽しそうに話してくれる髙群さん。毎日コロナの話題ばかりで気分が沈んでしまいがちですが、こうして心を和ませてくれる作品に出会えるのもスタッフとしても嬉しい限りです。


京都も再開発が進みビルが立ち並ぶようになり、昔からある路地も減ってきているそうですが、こんなユーモアが溢れ、茶目っ気たっぷりの路地は無くなってほしくないですね。

今回展示に合わせて制作された写真集も販売されています。
こちらも是非お手に取ってご覧ください。
コロナが落ち着き移動が自由にできるようになったら是非京都に足を運び路地に注目して歩いてみてはいかがでしょう!
皆さまのご来館お待ちしております。
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