寒い日が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
シリウスの若手写真家企画「プロキオン・フォース」第二弾は、
北海道からお越しいただいたシーズン・ラオさん。
Season Lao 手漉き紙写真展
「凜 – spirit of Snow」を開催しています。
期間:2014年2月13日(木)~2月19日(水)
を開催しています。

出展者のラオさんは、札幌を拠点に活動するマルチメディアデザイナー。
日本に住んで3年といいますが、とても流暢な日本語で説明してくださいます。
マカオ出身だそうですが、20歳の頃に写真撮影や地域の文化体験に関する助成金を得て、
お一人で様々な場所へ行かれたそうです。
北海道に初めて来たのは、純朴な田舎景色を見たいという気持ちから。
言葉も通じない状況で、伊達市を訪ね、2ヵ月暮らしたそうです。
ご出身地のマカオは雪が降らないそうで、
今も住んでいる北海道で転びますよと笑顔で教えてくれました。


【和紙の風合いが際立つ展示方法にもご注目ください!展示準備中をパシャリ

今回の作品は、北海道の雪景色が中心ですが、
海外の都市の写真も展示されています。
使用している手漉き紙の作品は、和紙アーティストや北海道の地元にある印刷会社や友人にも
協力してもらいできあがったといいます。
そして、全て1点もの。
雪景色に厳しい冬の北海道を想像しますが、
手漉き紙が調和し、なんとも繊細で優しい作品だと感じました。
また、都市の写真ではカラフルに、
そして躍動感溢れる作品がお楽しみいただけます。
展示期間中は、ラオさんもシリウスにいらっしゃるので、
ぜひ色々なこだわりや今まで行かれた海外について
お話を伺ってみてください。
地域の文化や生活をとても大切にされているラオさん。
作品をご覧いただいた後は、皆さまの心も
じんわりあたたかくなるかもしれません

皆さまのお越しを、心よりお待ちしています。
平日・土曜は10:00~18:00まで(最終日は15:00)
※日曜は休館。
(この記事は望月が担当しました)