シリウスブログをご覧の皆さま、こんにちは!
少しずつ暑さも落ち着いてきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
さて、アイデムフォトギャラリー「シリウス」では現在
幹の会 第22回写真展「四季心景」
期間:9月9日(木)~9月15日(水)
を開催中です。
風景や植物、昆虫などのネイチャーフォトを専門とする「幹の会」。
8月に個展を開催された市村陽二さんが代表を務めていらっしゃいます。
1986年に発足し、写真展は今回で22回目という歴史ある会です。
今回は、展示2日目にお集まりいただいたメンバーの皆さんに
お話をうかがいました!
■メンバーが語る「幹の会」の魅力■
今回お話を聞かせてくださったのは、鈴木さん・柳沼さん・内藤さん。
「幹の会」歴は鈴木さんが10年弱、内藤さんが18年、
そして柳沼さんは創立時から(!)だそうです。
◇活動内容について
現在「幹の会」に所属するメンバーは17名。
皆さん「幹の会」歴だけでなく、写真歴も長い方ばかりだそうです。
入会のきっかけは、お友達経由、写真展を見て、など様々とのことでした。
ちなみに、内藤さんは入会してから写真をスタートしたのだとか。
そこから約20年も続いているなんて、すごいです!
「幹の会」の例会は月に1回。
皆さんが持ち寄った写真をすべてスライドで映し、
講評しあうそうです。
この時にやはり場を引き締めてくれるのが、市村代表の的確な指摘とのことでした。
四隅の細かい部分、そして構図など、
実によく見てアドバイスをくれるそうです。
印象に残った言葉をうかがったところ、
「なんでもう一歩前に出て撮らなかったの?」
という答えをいただきました。
この言葉で、自分が動くことで景色も変わるということに気づいたそうです。
写真だけでなく人生そのものにもあてはまりそうな奥深さを感じ、
私にとっても大変印象に残る言葉となりました。
皆さんにとっても、毎回の市村さんからの言葉には大変重みがあり、
それが「幹の会」で写真を続ける魅力となっているようです。
◇お気に入りの撮影スポットは?
皆さんに風景写真の魅力についてうかがったところ、
風景写真は「出会い」。
思うような写真がなかなか撮れないからこそ、
景色・構図・瞬間がそろい、
自分なりに自然の雄大さ・美しさを作品にできた時の喜びは格別!
とのことでした。
ちなみに、皆さんの最近のお気に入りの撮影スポットをうかがうと、
長野県の秋山郷、新宿御苑、昭和記念公園、神代植物公園などなど、
様々な場所を教えていただけました。
撮影会でもよく行かれるそうですが、
同じものを撮影しても人によってまったく違う作品ができるので面白い!
とおっしゃっていました。
■みんなで枝を伸ばそう■
一本の木のもとに、みんなで枝を伸ばしていこう
そんな想いによって名づけられた「幹の会」。
皆が熱心に風景写真を勉強し、それぞれが自由な立場で腕を磨くことで、
今後もさらに枝を伸ばしていきたい。
と、市村陽二さんは語ってくださいました。
美しい風景写真を求めてそれぞれに腕を磨き、
枝を伸ばしてきた「幹の会」の皆さんの写真展。
貴重な「出会い」によって生まれた作品たちを皆様もぜひご堪能ください!
平日・土曜は10:00~18:00まで、日曜日は休館です。
皆様のご来場を心よりお待ちしています。
(この記事は佐相が担当しました)