
すっかり本格的な秋になり、
朝晩がぐっと冷え込んできましたね

気温の変化が激しくて何を着ていいのか毎朝悩んでしまいますが、
みなさんも体調を崩さないよう、お気をつけください。
さて、シリウスでは本日から
高橋良子写真展「手賀沼光彩」を開催しています

今回の写真展で展示されているのは、
全て34年前から25年前にt手賀沼で撮影された作品。
写っている人々の様子から、
当時の時代を感じることができます。

千葉県にある手賀沼は撮影当時、
全国で最も汚れてる沼だと言われていました。
臭いもあり、夏には沼の表面にアオコも発生していたとのこと。
だからこそ寄ってくる魚が多く、
その魚を狙って漁師や鳥がたくさんいたんだそうです

現在の手賀沼は見違えるほどきれいになり、 漁師も減ったため、
当時のような風景を見ることはできなくなりました。
高橋さんは、今はもう見られない、
そんな当時の風景を見てもらうために、
今回の作品を展示しようと考えたそうです

高橋さんが特にお気に入りの作品は、
船の波紋が夕焼けで浮かび上がっているこちらの写真。
夕焼けのオレンジと影の黒がとてもきれいなコントラストになっています


また、あずまやと夕日の作品は、
理想どおりの構図をとるために何度も通い、
やっとの思いで撮影できた一枚なんだそうです。
現在はこのあずまやは取り壊されており、
もう見ることができないんだとか… 貴重な一枚です


湖沼面積6.5k㎡もある手賀沼。
今はもう見ることができない、
かつての手賀沼の様々な表情を見に来てみませんか

スタッフ一同心よりお待ちしております。
高橋良子写真展「手賀沼光彩」
2015年10月15日(木)~10月12日(水)※日曜休館
10:00~18:00※最終日は15:00まで
入場無料