
シリウスブログをご覧のみなさま、こんにちは。
アイデムフォトギャラリー「シリウス」では、
火車撮影家集団写真展「世界の線路端から」を開催しております。
火車撮影家集団とは、写真家の小竹直人さんの呼びかけで2006年に
結成された中国の蒸気機関車をテーマに撮影する写真愛好家のグループです。
25年前、小竹さんは初めて中国で蒸気機関車を目の当たりにし、
その魅力に魅せられたそうです。
以来、80回以上の訪中を重ね、撮影を続けてきました。
これまで火車撮影家集団では、都内各所のギャラリーで
グループ展を4回開催してきました。本展は5回目の開催となります。
「写真は撮る楽しみもありますが、発表する楽しみもあります。
作品を通して、人とコミュニケーションを図ることができるのです」
今回は中国だけではなく、日本、スーダン、エリトリア、ポーランド、ドイツ、
タイ、インドネシア、北朝鮮など、世界各地で撮影した作品が展示されています。
理由は、中国各地で蒸気機関車の活躍の場が限られてきたからです。
「25年間で、中国は大きな発展を遂げました。訪れるたびに変わっていった
という感じです。今では、蒸気機関車が走っているところも数箇所しかありません」
中国国鉄の総延長は1990年当時の5万キロから今や11万キロに達し、
各都市を結ぶ高速鉄道網もすでに1万キロ以上に及ぶそうです。
中国人にとって、蒸気機関車は遠い過去のものになりつつあります。
●開催期間:2015年10月8日(木)~14日(水)
●開館時間:10~18時(最終日は15時まで)
●休館:日曜日・祝日
みなさまのお越しを心よりお待ちしております。