国境なき子どもたち(KnK)写真展

「JIBON」 小澤 太一

2026/09/17 ~ 2026/09/23

認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK)は、ストリートチルドレンや、暴力や虐待の被害にあった子ども、大規模自然災害、紛争で不安定な状況下にある子どもなど、世界各地で困難な状況にある青少年に教育の機会を提供する国際協力NGOです。1997年に世界の子どもたちと「共に成長する」ことを理念に活動を開始し、現在は6の国と地域で活動しています。日本の人々、特に若い世代に海外の子どもたちの現状を伝えることを目的に写真展を開催しています。 

 

写真展に寄せて 

世界一人口密度が高いバングラデシュの首都・ダッカを流れるブリガンガ川沿いに、巨大なフェリーの船着場・ショドルガット港がある。多くの旅人や物売りでごったがえす港には、たくさんの「ストリートチルドレン」と呼ばれる子どもたちもバングラデシュ全土から集まってきている。「そんな彼らにまずは会いに行く」。そこから先の予定は考えないまま、ぼくは港へ向かった。 

子どもたちと最初に会ったのはKnKが運営する「ほほえみドロップインセンター」の中だ。子どもたちは好きなときに集まり、それぞれの時間を過ごしており、その姿は、まるで普通の子どもと変わらない。 

それでも多くの子どもたちは、ランチを食べ終わった14時過ぎには姿が見えなくなる。対岸のショドルガット港へ仕事に行くのだ。彼らの多くは、使用済みペットボトルを拾い集め、水道水を詰めて売ることで生計を立てている。大人の物売りに負けないよう大きな声を出しながら、フェリーの中を何時間も、重たい水を持って売り歩く。 

そんな様子を見て、子どもたちのリアルな日常をもっと深く見てみたいと思った。そこでまずは多くの時間、子どもたちにそっと寄り添うことにつとめた。港で一緒の時間を過ごし、ときにはぼくも毛布にくるまって朝まで寝たりした。子どもたちが日々何を見て、どんな環境の中で生活しているのかを近くで見続けた。 

撮影者の意図をなるべく入れないように、子どもが見せるリアルな表情や仕草を追い続けた一ヶ月だった。ベンガル語の『JIBON』には、「暮らし」「人生」「命」という意味がある。子どもたちがぼくに見せてくれたものは、まさしくその『JIBON』ではないか。そんな気がした。 

子どもたちは大人以上にたくましく港で生きている。それはとても頼もしい姿だった。きっと彼らは力強く生きていけるだろう。それでも、時折ふと見せる子どもならではのあどけない表情もぼくには忘れられない。子どもが子どもでいられる時間はそんなに長くないのだから。 

子どもたちの『JIBON』が、より輝くことを願って…。 

写真家 小澤 太一(カラー約50点)

 

小澤 太一(こざわ たいち)プロフィール/東京都在住  kozawataichi.com
1975年名古屋生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、アシスタントを経て独立。人物撮影をメインに、写真雑誌での執筆や撮影会の講師・講演など、活動の範囲は多岐にわたる。ライフワークは「世界中の子どもたちの撮影」で写真展も多数開催。主な写真集に『ナウル日和』『SAHARA』『赤道白書』『HEROES』『回』など。身長156cm 体重39kgの小さな写真家である。キヤノンEOS学園東京校講師。日本写真家協会会員。 写真家・小澤太一の『logbook』 ameblo.jp/kozawataichi/ 

■写真家 小澤 太一によるギャラリートーク  

919日(土)14:00~15:30(要申込、参加費500円)司会: 渡辺 真理(KnK理事/アナウンサー) 

921日(月・祝)14:00~15:00 (申込不要、参加費無料)  

申込・詳細は国境なき子どもたちウェブサイトをご覧ください。https://knk.or.jp/ev260917/

※シリウスでは予約は承っておりません。  

主催:認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK) 

協力:株式会社堀内カラー 

後援:新宿区 

アクセス

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住所

〒160-0022
東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
TEL:03-3350-1211
FAX:03-3350-1240
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅下車

アクセス良好

開館時間

開館時間 : 10:00~18:00
(最終日 : 10:00~15:00)
休館日 : 日曜日・祝日の一部(お問い合わせください)

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