【臨時休館】岩波友紀写真展

「One last hug」

2020/03/26 ~ 2020/04/01

臨時休館:2020年3月27日(金)~4月1日(水)

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、アイデムフォトギャラリー「シリウス」を
2020年3月27日(金)~4月1日(水)まで臨時休館いたします。

ご迷惑をおかけしますが、ご理解賜わりますようお願い申し上げます。



写真展案内

 行方不明者2,532人の2011年の東日本大震災で行方不明になったわが子を、捜し続ける3人の父親たちのドキュメンタリー。舞台は石巻市立大川小学校、南相馬市、大熊町。

見つけ出してあげたいという父親たちの当たり前の想いは阻まれ、人の手によって幼い子どもたちの命はないがしろにされてきた。親が抱く悲しみは時が経っても消えず、一歩も前に進めない、孤独な戦いが続いている。しかし命を失う経験からその悲しみを未来へ生かそうとし、一番大切なものを守るための生き方を考え続けている。

彼らの願いはたった一つ。もう一度わが子を、この手で抱きしめたいということ。

なぜ彼らは捜し続けるのか、捜している命とはなんなのか。命の意味を問いかける写真展。

「One last hug」写真集の発刊に伴い写真展を開催。会場で写真集を販売します。

35点 (モノクロ15点・カラー20点)



岩波友紀写真展 One last hug ギャラリートーク
3月28日(土)中止 

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、中止とさせていただきます。
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第1部:10:30-11:30 「クラウドファンディングからの写真集出版」
岩波友紀
第2部:14:00-15:00 「命を捜すということ」
上野敬幸×木村紀夫×岩波友紀
第3部:15:30-16:30 「福島に通う 表現と発信」
渡辺一枝(作家)×笠井千晶(ドキュメンタリー監督)×岩波友紀

参加費:第1部 1,000円 / 第2部・第3部共通 500円

※申し込み不要・当日の混雑状況により立ち見・又は入場をご遠慮いただく場合もありますのでご了承ください。



【岩波友紀プロフィール】

1977年、長野県生まれの写真家、フォトジャーナリスト。

全国紙の写真部を経てフリー。現在は福島県に在住し、東日本大震災と福島第一原発事故後の撮影を続ける。

コニカフォトプレミオ(2002)、Critical Mass Top 50(2013)、2017 Tokyo International Photography Competition(2017)、DAYS国際フォトジャーナリズム大賞審査委員特別賞(2018)、NPPA 全米報道写真家協会 Best of Photojournalism「写真ストーリー出版部門」3位(2018)など受賞。

写真展は、2002年にコニカミノルタプラザ 「アフガンティーの香り」、2016年にニコンサロン(銀座、大阪) 「One last hug」、2017年にFocus Photo Festival (ムンバイ)「Before Now, Then」、2019年にニコンサロン(銀座、大阪)「Blue Persimmons」を開催。

2015年に「1500日 震災からの日々」(新日本出版社)、2018 年に「Night Forest」(私家版zine)、

2020年に「One last hug 命を捜す」(青幻舎)を出版。



アクセス

Access

住所

〒160-0022
東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
TEL:03-3350-1211
FAX:03-3350-1240
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅下車

アクセス良好

開館時間

開館時間 : 10:00~18:00
(最終日 : 10:00~15:00)
休館日 : 日曜日・祝日の一部(お問い合わせください)

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