一般社団法人九州学び舎 長野良市 長野梢人 写真展

「『ゼロの球磨 人吉』2020年7月球磨川豪雨 忘れないために、語り継ぐために」

2021/07/01 ~ 2021/07/07

【ご来館の皆さまへのご協力のお願い】

・発熱や咳の症状、体調不良のある方は、ご来館をご遠慮くださいますようお願いいたします。
・ご入館の際はマスクを着用をお願いいたします。
・手指消毒液を設置しておりますので、ご入館時は手指の消毒をお願いいたします。
・他のお客様との間隔を空けるようお願いいたします。
・大きな声での会話はご遠慮ください。
・混雑時は入館を制限させていただくことがございますのでご了承ください。(出展者を含め25名を限度とさせていただきます。)

写真展案内

2020年7月に発生した球磨川豪雨からやがて1年が経とうとしている。一晩にして風景も生活も、そして人生そのものを一変させた災害は、時間経過とともにどのように変化しつつあるのだろうか。

発生から2ヶ月経たないうちに私は「ゼロの球磨 人吉」という写真冊子(36ページ3000冊)を発刊させた。被災した人々から「他の災害地の様子がわかる」と好評を得、私たちの災害支援の柱になった。しかし、コロナ禍にあり県外特に首都圏のメディア取材が行われず、ボランティアの支援も県内在住者に限られた。発生時はSNSによる情報拡散があったが時間経過とともに過去の話しになっていっていると聞いている。

今回、特に首都圏の地元出身者に状況を説明したいと、写真展の開催を企画した。熊本地震に遭った私たちも同じ状況だったが、行政の災害対応の遅さに苛立った経験をもつ。特に球磨村は再興できるのか心配している。まだ多くの支援が必要である。是非、写真展の紹介をしていただきたいと思っている。

写真展内容

2020年7月4日発生した球磨川豪雨災害(熊本豪雨)を翌日の7月5日から現地に入りその状況を撮影してきた。被災撮影地は人吉市から球磨村、八代市坂本町に至る球磨川流域と支流の山間部である。球磨川沿いを走っていた国道219号が通行止めになり、球磨村や坂本町の被災状況を撮影できたのは、発生から半年が経ってからである。コロナ禍にあり、県外のマスコミ、ボランティアが被災地に入域できず、1年経っての状況報告が、特に首都圏では情報がないと聞く。首都圏にはこの地の多くの出身者がいるので、ぜひとも現況を報告する意味でも写真展の意義があると思っている。

一般社団法人九州学び舎は2016年4月発生の熊本地震の記録撮影に従事し、支援活動を積極的に行ってきた。その時活躍したのがドローン撮影である。今回も7月20日前後から複数回ドローン撮影を試みたので、撮影者の長野梢人との共同出展となる。

              (出展枚数 カラー40点から50点)



<作者略歴>

長野良市 1957年熊本阿蘇生まれ。青山学院大学文学部卒業後、日本写真芸術専門学校報道写真(樋口健二ゼミ)卒業。「東アジアの中の九州」をテーマにドクメンタリーを中心に撮影してきた。東京での写真展、並びに写真集多数。現在、(公社)日本写真家協会会員。

長野梢人 1988年熊本阿蘇生まれ。青山学院大学経営学部卒業。熊本地震発生後の2016年7月からドローン撮影を行ってきた。現在、(公社)日本写真家協会会員。

アクセス

Access

住所

〒160-0022
東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
TEL:03-3350-1211
FAX:03-3350-1240
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅下車

アクセス良好

開館時間

開館時間 : 10:00~18:00
(最終日 : 10:00~15:00)
休館日 : 日曜日・祝日の一部(お問い合わせください)

アクセスについて詳しく見る