
「フォトサークル鮎美会」はお母さんたちの写真愛好家グループです。
1986年(昭和61年)、杉並区主催の写真講座で、ある区立中学校のPTA仲間のお母さんたちが、初めてカメラを持って写真の勉強をしました。そして、1年間の勉強を終えて、新橋第一ホテルのロビーで、卒業記念の写真展を開き、大勢の方々に見て頂き、テレビや新聞にも採り上げられました。「このままでは終わらせたくない」と結成したのが鮎美会のスタートです。
月に一度の勉強会や撮影会を重ねながら、ここに第25回の作品展を迎えることができました。
スタートしてから約30年、いつしかお母さんからおばあちゃんに変わってきましたが、写真を撮る楽しみと、会えば話がはずむ楽しいグループになりました。フィルムカメラの期間が長く、未知なるデジタル移行するには何年もかりましたが、SDやUSBも日常会話となりました。デジタルプロジェクターも身近な存在になりました。
25回展は撮影会での東北での写真、海外の思い出、エジプト等で、殆どデジタル写真になりました。もちろんフィルムの魅力も忘れがたく、デジタとルフィルムの両方で展示しています。人生経験が異なり、個性の違う人たちが、すばらしいコミュニケーションを得ています。現在の会員は19名、やや高齢化が進みましたが、コミュニケーションを大切にしながら前向きに続けてゆきたいと思っています。
今回の展示作品は60点です。ご高覧頂き、ご批評賜れば幸いです。
<フォトサークル鮎美会 プロフィール>
女性のみの写真グループ 1986年杉並区公開講座から始まり、1988年からグループ名をフォトサークル鮎美会とした。
写真展 第1回 新橋第一ホテルロビー
第2回~第11回 オリンパスホール
第12回~第14回 オリンパスギャラリー
第15回~第25回 アイデムフォトギャラリー「シリウス」
写真集 10周年記念「お母さんの写した写真」出版
20周年記念「お母さんの写した写真」出版