田沼武能と7人の仲間による「それぞれの武蔵野」Ⅵ写真展

2021/10/21 ~ 2021/10/27

【ご来館の皆さまへのご協力のお願い】

・発熱や咳の症状、体調不良のある方は、ご来館をご遠慮くださいますようお願いいたします。
・ご入館の際はマスクを着用をお願いいたします。
・手指消毒液を設置しておりますので、ご入館時は手指の消毒をお願いいたします。
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・混雑時は入館を制限させていただくことがございますのでご了承ください。(出展者を含め25名を限度とさせていただきます。)

写真展案内

今年は国木田独歩の生誕150年です。独歩が『武蔵野』を書いたのは、明治31年(1898)1月、『国民の友』に発表し一躍名声を博したのです。その頃独歩は、渋谷村に住み、郊外での見聞を記した日記をもとに書いたそうです。その原点になるのは英国の詩人ワーズワースやロシアの文豪ツルゲーネフの自然観察を、二葉亭四迷の『あいびき』や『めぐりあい』の翻訳本で触発され、独歩の文学が開花したと言われています。私たち『むさしの写真の会』のメンバーは独歩の名作『武蔵野』に触発され、むさしのの自然、その暮らし、文化をそれぞれの感性で写真に納め発表をはじめて12年になります。みな謙虚な顔をしていますが、内心はわれこそはの精神で撮り続けており、それぞれすぐれた感性の持ち主です。

今回、東松友一氏は武蔵野の原点は雑木林にありと撮り続けてきた「ヤマ」(雑木林)を、今泉氏は夜の静寂「武蔵野の月」を、並木氏は「武蔵野のいきものたち」、得意なマクロで小さな生命を、松本氏は「みち」をテーマにむさしのの原野を、橋本氏は「こころに残る武蔵野の情景PARTⅢ」を、宮﨑氏は「ふるさとの四季」、奥多摩界隈の暮らしを、矢野氏は「花と樹に視る四季Ⅳ」、ふる里の春夏秋冬の風景、田沼は「落葉(くず)掃きの日―仲良し姉妹―」を、出展しました。いづれも武蔵野の面影を八人八様で表現した作品です。2年に一度の写真展、どうぞご高覧、ご講評のほどお願い申し上げます。酷評も可です。ご来場ありがとうございます。

2021年10月吉日

むさし野写真の会世話人代表 田沼武能

<略歴>
  • 東松友一(写真家)1948年、東京渋谷生まれ。(公社団)日本写真協会会員。武蔵野の写真展多数出展、代表的な写真展「むさしの展」東急東横展、「むさしの展」渋谷区立松濤美術館、作品すべてを和紙で製作、TV出演2019年NHKクローズアップ現代、テレビ東京、出没アド街ック天国、他
  • 並木松太郎 1948年、東京渋谷生まれ。2011年、個展「寺家ふるさと村の四季」、2012年「里山の自然」他
  • 今泉信孝 1940年、新潟生まれ。今泉信孝写真集「彩々の刻」写真展「彩々の刻」アイデムフォトギャラリー「シリウス」
  • 松本 渡 1948年、大宮(さいたま市)生まれ 1948年個展「武蔵野讃歌」、大宮ソニックシテイ 写真展「武蔵野の面俤」7人展オリンパスギャラリー(2002,2005年)
  • 橋本英男 1956年、埼玉県川越生まれ。 写真家 田沼武能氏、東松友一氏との出会いにより武蔵野の風景に魅せられ本格的な撮影に取り組み現在に至る。
  • 宮﨑 延 1934年、東京青梅市生まれ。2002年「奥多摩今昔」、2003年「こころのアルバム」2004年「Tokyo esprit」2006年写真展「振り向けば昭和」、他 2018年4月、写真集「昭和の東京 街角の記憶」(フォトパブリッシング)出版、
  • 矢野靖博 1940年 東京入谷生まれ。(公社団)日本写真協会会員、全日本写真連盟会員。2002年、写真集「三ヶ島彩四季」出版。2012年、個展「三ヶ島彩四季」ぎゃらりー(国ちゃんの家)他、
  • 田沼武能(写真家)1929年、東京浅草生まれ。 (一社)日本写真著作権協会会長。1949年、サンニュースフォト入社と同時に、木村伊兵衛に師事、66年アメリカタイムライフ社との契約を経て1972年フリーランスに、「菊池寛賞」など受賞多数、2003年文化功労者に顕彰される。主な写真集に「素晴らしい子どもたち」(岩波書店)、「トットちゃんと地球っ子たち」(新日本出版社)、「神像残像―ぼくの写真人生」(東京新聞社)、「人間万歳写真をめぐるエセー」(岩波書店)、2014年「時代を刻んだ貌」、2017年10月「わが残像1948-1964」(クレヴイス)他。2017年1月、写真展「ふるさと悠々武蔵野日記PARTⅡ」(ポートレートギャラリー)、2017年2月、田沼武能肖像写真展「時代を刻んだ貌」(練馬美術館)、2017年10月、12月、写真展「子どもは時代の鏡」、ニコンプラザ新宿、大阪、2019年1月、笹本恒子・田沼武能写真展「明治・大正・昭和を生きる」(ノエビア銀座ギャラリー)、2019年2月9日~4月14日、田沼武能写真展「東京わが残像1948-1964」(世田谷美術館)、2019年(令和元年)11月3日、文化勲章受章2019年12月田沼武能写真集「未来へ架ける世界のこどもたち」(文化勲章受章記念出版)クレヴイス、2020年3月13日~4月1日{フジフィルム スクエア企画写真展}わが心の東京、他多数。
  • むさし野写真の会 共通写真展、 田沼武能と「それぞれの武蔵野」写真展、 2011年、2013年、2015年、2017年、2019年 アイデムフォトギャラリー「シリウス」

アクセス

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住所

〒160-0022
東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
TEL:03-3350-1211
FAX:03-3350-1240
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅下車

アクセス良好

開館時間

開館時間 : 10:00~18:00
(最終日 : 10:00~15:00)
休館日 : 日曜日・祝日の一部(お問い合わせください)

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