フィリピン、首都マニラから約10キロの位置に、墓地がスラムと化し人々が生活している場所があった。ナボタスセメタリーだ。そこには700世帯3000人ほどがバラックなどの住居を作り住み着いていた。なかには、遺体の収容される墓石の上で生活する人もいる。大人達も子供たちも朝の目覚めは墓地だ。子供たちにとって墓地は遊び場でもある。これが彼らにとっての日常なのだ。日本人にとって想像を絶する場所に住む人々の物語を2人のドキュメンタリー写真家が収めた。
いまだに数多くのスラムがあるフィリピンでも、「劣悪すぎるスラム街」と呼ばれる場所が存在します。それは「墓地」の中。首都マニラ郊外のナボタス地区には、約3000人が墓地に住みつき、夜は墓石の上に立てたバラックで寝ています。
セキュリティーが厳しく、現地のジャーナリストや海外メディアのルポでしか現状を知ることができなかったその「墓地スラム」に2人の日本人写真家が通い続け、知られざる日常生活の一部をカメラに収めました。今回、そこから厳選した作品80点以上を初めてのふたり展で公開いたします。
世界中が持続可能な開発目標(SDGs)で貧困問題に注目する中、日本人の視点で切り取った世界の現実をぜひ直視してください。
いまだに数多くのスラムがあるフィリピンでも、「劣悪すぎるスラム街」と呼ばれる場所が存在します。それは「墓地」の中。首都マニラ郊外のナボタス地区には、約3000人が墓地に住みつき、夜は墓石の上に立てたバラックで寝ています。
セキュリティーが厳しく、現地のジャーナリストや海外メディアのルポでしか現状を知ることができなかったその「墓地スラム」に2人の日本人写真家が通い続け、知られざる日常生活の一部をカメラに収めました。今回、そこから厳選した作品80点以上を初めてのふたり展で公開いたします。
世界中が持続可能な開発目標(SDGs)で貧困問題に注目する中、日本人の視点で切り取った世界の現実をぜひ直視してください。
(カラー約80点)