田崎龍一写真展 「ハンガリー モノクロ寸景」

シリウスブログをご覧の皆様こんにちは。

最近は天気が急変することが多いですね。

東京も最近雷がよく落ちているのですが、雷の写真はどうやったらきれいに撮れるのだろう…と雷写真に興味があるシリウススタッフです。

さてシリウスではモノクロの諧調が美しい以下の展示を開催中です。

田崎龍一写真展 「ハンガリー モノクロ寸景」 

期間:2025年9月11日(木)~9月17日(水)



展示者の田崎龍一さんは日本ハンガリー友好協会で理事を務められており、今回の展示でも長年交流してきたハンガリーの首都ブタペストの歴史的な街並みを始め、自然風景、地方都市など2004年から2024年の20年間で撮影したハンガリーの姿を展示しています。



シリウススタッフ、恥ずかしながらハンガリー国内で知っている地名がブダペストくらいだったのですが、今回の展示で様々な地名を知ることができました。またハンガリーの文化や、歴史的は背景も今回キャプションに記載されており、とても勉強になります。

そして皆さんハンガリーの固有種である「灰色牛」はご存じですか?

とても長い角が特徴の牛ですが、ホルトバージ国立公園という世界遺産にもなっている大平原に生息し、民族遺産としても守られているそうです。元々ハンガリーを建国したのがマジャール人という遊牧民であったと言われており、このホルトハージ国立公園は遊牧民独特の社会が約2000年以上継続されているそうです。現在ではパフォーマンスとして牛車引きの姿を見ることができ、展示されている作品にも民族衣装を着た人々の姿が記録した作品も。こうしたハンガリーのネイチャー的な部分も日本ではなかなか知ることができないものでとても印象的です。



今回の作品はこれまでカラーで撮影してきた写真の中からセレクトし、それを1:1のスクエアにサイズ変換。またカラーからモノクロに変換したそうで、カラー写真とはまた違う、モノクロ写真ならではの重厚感のある世界が表現されています。

色調などすべて田崎さん自身が調整しプリントもご自分で。

元々カラーだったとは思えない、とても諧調豊かなモノクロ写真。田崎さんの調整技術も感じられる作品群です。



今回ハンガリー関係のリーフレットなども置かれています。

なんと写真集もご自由にお持ち帰りになっていいのだとか。(太っ腹すぎる!)

写真展ご覧になった際にはこちらもぜひお立ち寄りくださいませ。

皆さまのご来館お待ちしております。

アクセス

Access

住所

〒160-0022
東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
TEL:03-3350-1211
FAX:03-3350-1240
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅下車

アクセス良好

開館時間

開館時間 : 10:00~18:00
(最終日 : 10:00~15:00)
休館日 : 日曜日・祝日の一部(お問い合わせください)

アクセスについて詳しく見る