<プロキオン・フォース> 狩野 剛史 写真展「民(たみ)は、未来を描く -セルビアの微笑み-」

シリウスブログをご覧の皆様こんにちは。

週末はぽかぽかで気持ちが良かったのに、今週は雪が降ったりと気温差に体がついていけていないシリウススタッフです・・・。皆さまもどうぞご自愛くださいませ。

さて、シリウスでは以下の展示が開催中です。

<プロキオン・フォース> 狩野 剛史 写真展 

「民(たみ)は、未来を描く -セルビアの微笑み-」 

期間:2025年3月6日(木)~3月12日(水)



アイデムフォトギャラリー「シリウス」では、創作意欲あふれる若手写真家(39歳以下を対象)に作品発表の場として当ギャラリーの写真展枠などを提供する支援プロジェクト「プロキオン・フォース」を開催。今回、狩野 剛史(かのう たかふみ)さんの写真展を支援・開催しています。



狩野さんは1988年奈良県生まれ。現代写真研究所で写真を学んだ後、日本写真協会に入会し精力的に写真活動をされています。

今回展示されている作品の舞台となっているセルビアは東南ヨーロッパのバルカン半島に位置する共和制国家。前進であるセルビア・モンテネグロが2006年に分離したことにより独立しました。

その他複雑な時代背景を持つセルビア。狩野さんは2019年秋にセルビア北部の国内第2の都市、ノヴァサドに滞在した際に撮影した現地の街の様子や、民族衣装を身に纏った人々の姿を撮影。色鮮やかな衣装に身に纏った女性たちの笑顔から、豊かな文化が育まれていたことも伺えます。

古くは中世のころから民族の統合や分離、紛争を繰り返してきた旧ユーゴスラビア地域で民族衣装を始め、その地域の文化を守るということは容易ではないこと。民族衣装は長い歴史の中で受け継がれてきた貴重な文化的財産。作られた当時の技法や素材を使い、自分たちのアイデンティティを残し示すための大事なものです。



会場ではバルカン半島で有名なbijelo dugme(ビイェロ・ドゥグメ)というロックバンドの曲が流れています。ユーゴスラビア文化を象徴する文化の一つとして今も愛されているそうです。こちらも興味がある方はぜひ聞いてみてくださいね。



なかなか訪れる機会もないセルビアという国の歴史についてもこの機会に調べてみようと思いました。そして民族衣装の美しさ、また歴史の詰まった街並みの様子をぜひご覧ください。

皆さまのご来館お待ちしております。

アクセス

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住所

〒160-0022
東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
TEL:03-3350-1211
FAX:03-3350-1240
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅下車

アクセス良好

開館時間

開館時間 : 10:00~18:00
(最終日 : 10:00~15:00)
休館日 : 日曜日・祝日の一部(お問い合わせください)

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