少し季節外れの暖かさが続いていますが、
とても過ごしやすい季節ですね!
写真を撮るのも快適な季節なのではないでしょうか。
シリウスでは現在以下の展示を行っています。
ゾーンシステム研究会 第25回写真展「光への探求」
期間:2021年11月4日(木)~11月10日(水)

ゾーンシステム研究会は1995年に発足し、現在に至るまで撮影からプリントまでの技術を追求し、美しい作品を作り出してきました。
今回で会として25回目の展示。シリウスでは7回目の展示となります。

皆さん「ゾーンシステム」が何かご存じですか?
ゾーンシステムをご存じない方に少しご説明を・・・
ゾーンシステムとは・・・
アンセル・アダムスとフレッド・アーチャーによって1941年に考案された、フィルムへの露出と現像の技法。まず、白黒写真で印画紙に表現できる明暗の階調を、0(完全な黒)から10(純白)の各ゾーンへと分割し、そのゾーンと関連付けながら、被写体への適正露出を測定する。このように適正露出の探索をシステム化することで、一般的な、写真家の経験や勘に基づく主観的な判断ではない、ファインプリントを得るための客観的かつ合理的な方法論が編み出されたのである。フィルム現像においてもまた、このゾーンシステムに依拠しながら、イメージの部分の最適な明暗を決定する。(引用ページはこちら)
このゾーンシステムを用いて撮影、制作されたプリントは白から黒のトーンがとても美しく、いわゆる白トビ、黒潰れがなく、細部まで写し撮られています。
会場には美しいモノクロプリントがずらり。見ていてとても落ち着く空間になっています。

会場奥ではオリジナルプリントとテキストも販売中。
是非こちらもお手にとってご覧ください。
テキストには「ゾーンダイヤル」という露出と絞りの関係をダイヤル式に計れるものも付いています。(シリウススタッフも気になって会の方に聞いてみると詳しく教えていただきました!気になる方は会場でお話伺ってみてくださいね。)
皆さまのご来館お待ちしております。

緊急事態宣言は解除され、感染者もかなり減ってはきましたが、
シリウスでは引き続き感染予防対策を行いつつ展示を行っています。
マスクの着用のお願いなど、お声がけさせていただく場合があると思いますので、
皆さまご協力よろしくお願いいたします。
※発熱のある方や、咳の出る方、体調不良のある方には
ご来館をご遠慮いただいておりますが、
定期的に換気などを実施しながら開館しております。
来館される皆様はマスク着用と入り口でのアルコール消毒や
人との距離をとってご鑑賞くださいますようご協力ご配慮お願いいたします。
また近い距離でのご歓談もなるべくお控えいただきますようお願いいたします。