さて、シリウスでは、下記展示を行っております。
東葛写真研究会写真展 「gelatin silver print による 東葛写真研究会第15回作品展」
期間:2019年8月15日~8月21日
東葛写真研究会は、「銀塩黒白作品」をテーマに活動を続けています。現在5名のメンバーで活動していらっしゃるそうで、今回は15回目の作品展になります。

現在、誰でもスマートフォンやデジタルカメラ等で簡単に撮れる写真画像ですが、東葛写真研究会では、敢えて「銀塩黒白写真」に拘り、フィルムで撮ることの良さを私たちに伝えてくれています。

撮影時の露出の決定に始まり、暗室でのフィルム現像やプリント作業など、作品の製作過程における手仕事も魅力的で、現像したネガティブフィルムを眺めて、どのようにプリントするかを練り上げ、暗室内でのプリントに命を吹き込むのだそうです。
「この工程に撮影と同様に細心の注意を払って行っているものの、毎回良好なプリントに仕上がるわけではない、むしろ失敗の方が多いが、良質な銀塩黒白写真作品には、デジタルプリントでは出せない味がある」とのこと・・・。
この工程を乗り越えてだからこそ、思い描いた作品が完成された時の感激は格別なのでしょうね。

こうして東葛写真研究会の方々が、試行錯誤の結果、仕上げた「銀塩黒白作品」を今回は40点展示します。
この機会に皆さんも「銀塩黒白作品」の世界を楽しんで頂けたらと思います。まだまだ残暑が厳しいとは思いますが、お気をつけてお過ごしくださいませ。
皆様のご来館を心よりお待ちしております。