村上益男 写真展「無為の美」

シリウスブログをご覧の皆さまこんにちは!

東京は晴天続き・・・顔がパリパリしまくっています・・・

そろそろ雨が降ってほしいですね。

そして乾燥もあってかインフルエンザが流行っていますね

しっかり予防していきましょう!



現在シリウスでは以下の展示を開催しております。

村 上 益 男 写真展「無為の美」

期間:2019年1月24日(木)~1月30日(水)



皆さんは錆びや汚れ、古びたものに対してどう思いますか?

汚い・・・危ない・・・ちょっと怖い・・・など、あまり良いイメージがない人もいるかもしれません。

しかしそのイメージも今回の展示で変わるかも。

今回はそんな「錆び」や「汚れ」がメインの写真展です。



会場には不思議な写真たちがズラリと並んでいます。

一見すると被写体が何なのか分からないのですが、じっくり見てみると破れた壁紙や、鉄くずに出来た錆、またコンクリートが経年変化で汚れ不思議な模様になった物。それらが加工技術によって不思議な世界観を作り出しています。

展示者の村上さんがこういった写真を撮り始めたのは15年くらい前から。

最初はフィルムで撮影していたそうですが、現在はデジタルで撮影されているそうで、デジタルになってから加工が自由にできるようになり、作品作りが楽しくなっているそうです。



撮影場所の1つとなっている沼津漁港には海外輸出用の鉄くずが定期的に集まってくるので、行くといつも違う鉄くずと出会える。その度に2時間くらい鉄くずの周りをぐるぐるしてしまそうです・・・(笑)

また色んなところでピンっと来たものを撮影しているので、自分でもどこで撮影したものかたまに分からなくなってしまうんだとか。

しかし2時間じっくり集中して撮影するのは重労働。そして大漁に撮ったものを選別し、それをじっくり見て加工して・・・といった作業だけでも膨大な時間がかかります。

作品作りは本当に体力勝負!



普段見落としてしまいがちな壁や看板、また鉄くずの錆びれた様子などが、視点を変えるとこんなに色んな表情を見せてくれるのだなと、改めて感じました。

見方によってはとてもデザイン的だなと思いましたが、村上さんはデザイン的になりすぎず、写真の要素もきちんと残す。そのギリギリのラインを保って作品を作っているんだとか。

また村上さんは絵画にも造詣が深いそうで、そういった色んな芸術の要素と写真が繋がって作品が出来上がっているんでしょうね。



作品をじっくり見ていると、色んな模様に見えてくるので、ぜひ会場を何週もして見てみてくださいね★

皆さまのご来館、お待ちしております。

アクセス

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住所

〒160-0022
東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
TEL:03-3350-1211
FAX:03-3350-1240
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅下車

アクセス良好

開館時間

開館時間 : 10:00~18:00
(最終日 : 10:00~15:00)
休館日 : 日曜日・祝日の一部(お問い合わせください)

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