<プロキオン・フォース>川上 洸 写真展「Cassis Orange」

シリウスブログをご覧の皆様、こんにちは。
お盆お休みも終わり、甲子園も終わり、なんだか夏の終わりが近づいている気がしますね・・・
シリウスもお盆休みが終わり通常どうり営業しております!
まだまだ暑い日は続きますが、平成最後の夏を満喫しましょう!

さて、シリウスでは現在以下の展示を開催しています。
<プロキオン・フォース>川上 洸 写真展「Cassis Orange」
期 間: 2018年8月23日(木)~8月29日(水)
アイデムフォトギャラリー「シリウス」では、創作意欲あふれる若手写真家(39歳以下を対象)に作品発表の場として当ギャラリーの写真展枠などを提供する支援プロジェクト「プロキオン・フォース」を開催しております。

今回、支援・展示開催している川上 洸さんは現在大学生3年生。映像系の学校に通っていらっしゃいます。

今回は「写真」と「文章」のコラボレーション!
元々こういったスタイルで作品を作ってるのかと思いきやそんなことはないそうで、今回のような作品を作ったきっかけを伺うと、
川上「大学ではよくテーマを持って作品を作れと言われていましたが、自分はそれが苦手でした。直感的に撮影したりした方が自分には合っているので作品作りに悩んでいたり、モヤモヤしている時に元々好きだったオノ・ヨ―コの『グレープフルーツ・ジュース』という本を見て、それに影響を受けて、今回のような作品になりました。今回の写真展はそれのオマージュと言えるかもしれません。」
オマージュ的ではあっても文章や写真を作るのは自分自身。文章から写真をイメージする人もいれば、写真から文章をイメージする人がいると思いますが、川上さんの場合は文章と写真が同時に思い浮かぶそうです!なかなかいないタイプですね!

今回のシリウスの会場の作りは普段とは異なります。
通常会場入ってそのまま真っ直ぐ周っていただくようなレイアウトになることが多いのですが、今回は順路が逆周り。
これは本を読むように見て欲しいからというご本人の強い希望でこのようなレイアウトになっています。
シリウススタッフもこういったレイアウトをしたことがなかったので、とても良い勉強になり、また1つシリウスの可能性が広がりました★

今回の作品を制作していたときは19歳で少し気持ちが揺らぎがちだったとか。
大人のような、子どものような、そんな微妙な時期。
誰でもよく分からない不安感に襲われた記憶があるんじゃないでしょうか。
川上さんが書く文章を読んでいると、そんな年齢ならではのちょっと尖った、気持ちが行ったり来たりしている雰囲気が伝わってきます。
逆に言うと、19歳だからこの文章を出来たのかもしれないですね。
川上「多分おじさんになって同じことしたらもっと丸くなっていると思います(笑)」
今回シリウスで展示できることが本当に嬉しかったそうで、そんな川上さんを見ているとシリウススタッフ一同、とても嬉しい気持ちになりました。見ている人にどんな風に見てもらいたいですか?と伺うと、
川上「今回の作品の中で1つでも見ている人の人生に残る作品があれば幸いです。」とお答えいただきました。


制作活動も精力的に行っている川上さん、今後のご活躍がとても楽しみですね!
そして日本カメラ(9月号)にもご自身の作品が掲載されています。
またスナップ作品を集めたポートフォリオもありますので、こちらも是非ご覧になってください。

皆さんのご来館お待ちしております。
平日、土曜日は10:00~18:00まで(最終日は15:00)
*日曜日休館

アクセス

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住所

〒160-0022
東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
TEL:03-3350-1211
FAX:03-3350-1240
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅下車

アクセス良好

開館時間

開館時間 : 10:00~18:00
(最終日 : 10:00~15:00)
休館日 : 日曜日・祝日の一部(お問い合わせください)

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