アイデムフォトギャラリー「シリウス」では
若松憲昭 写真展「ヒガンバナの故郷を訪ねて–中国–」
期間:2017年4月13日(木)~4月19日(水)を開催しています。

今回展示されている作品は全て中国で撮影されたものだそうです。
中国のヒガンバナと日本のヒガンバナの違いは2倍体と3倍体だそう。
さて、2倍体と3倍体とは?そう思った方も多いと思います。
これは植物の染色体の本数の話だそうです。
2倍体は染色体を2個で1組にした個体のこと。
3倍体は染色体を3個で1組にした個体のこと。
特徴としては2倍体は種で増えるが、3倍体は種が出来ないので球根で増えることがあげられます。
・・・ここまで読んでくださっている方は理科や生物の授業を思い出してきたんじゃないでしょうか(笑)
日本のヒガンバナはほとんど3倍体のもので、日本全国に生息しているそうです。
花の生態についても勉強になる展示になっております!

展示されているヒガンバナの写真をみていると、ピンクや黄色、オレンジと、
日本でおなじみの「赤い」ヒガンバナとはちょっと違うヒガンバナがたくさんあります。
今回は中国のヒガンバナだけですが、なんとアフリカにも生息しているそうです!
遠く離れたアフリカにもあるなんて!
若松さんはアフリカのヒガンバナも見たい!とニコニコしながらお話してくださいました。
なんと御歳77歳!お若い!
「毎年8月の中旬から9月の上旬まで中国に行きます。中国のヒガンバナは2倍体だから少し時期が早いのではないかなぁと思っているので、今度それも確かめないといけないのですよ(笑)」
探究心が尽きない若松さん。次回のヒガンバナの研究成果が楽しみですね!
皆様のご来館をお待ちしております。
平日、土曜日は10:00~18:00まで(最終日は15:00)
*日曜日休館