やっと春らしい陽気になりましたね!シリウスの近所の桜は満開になっています★
アイデムフォトギャラリー「シリウス」では
吉田 敬三 写真展「What a Wonderful World〜人工呼吸器を付けて街に出よう〜」
期間:2017年4月6日(木)~4月12日(水)を開催しています。
![吉田敬三01](https://www.photo-sirius.net/wp-content/uploads/2017/04/5a8aa45104731f97406b27294f5011d3-300x225.jpg)
今回の写真展は吉田敬三さんが5年間で取材をされてきた写真が展示されています。
吉田敬三さんはフリーランスで活動すると同時に、障害者介助職に就かれています。
撮影するきっかけは、人工呼吸器使用者のヘルパーをしていたからだそうです。
![吉田敬三02](https://www.photo-sirius.net/wp-content/uploads/2017/04/cdb0c1f5e48a441aa06953c69a06feed-300x225.jpg)
展示されている作品には呼吸器を初めて使用した感覚や、自分にとって呼吸器がどんな存在かが詳しく書かれています。
ある人は、最初は慣れない感覚で煩わしさもあったそうですが、慣れてくると無くてはならない存在に。
またある人は呼吸器を付けたことで、行動範囲が広がり、さまざまな挑戦も出来るようになったそうです。
買い物はもちろん、パラグライダーをしたりサッカーをしたり、そして結婚も。
呼吸器は相棒であり、体の一部になっていることがよく分かります。
「目が悪いからメガネをかける。それと同じ感覚で人工呼吸器を付ける。」
必要な人にとってはとても自然なことなのです。
人工呼吸器は寝たきりの重病患者人が付けているものだという認識をされている人は多くいます。
しかし、今回の写真展で人工呼吸器はただの補助器具ではなく、人生を豊かにしてくれるツールの一つなんだということを
知っていただきたいと吉田さんは言います。
色々と考えさせられる展示となっています。
皆様のご来館をお待ちしております。
平日、土曜日は10:00~18:00まで(最終日は15:00)
*日曜日休館