アイデムフォトギャラリー「シリウス」では
第8回 東京ビジュアルアーツおやじ倶楽部（旧東京写真専門学校）写真展「7人の眼」
期間：2017年2月9日（木）～2月15日（水）を開催しています。
おやじ倶楽部は、東京ビジュアルアーツ（旧東京写真専門学校）で写真を教えた仲間7人のグループです。
今回出展されている皆様にお話を伺えました！
↑日比野さんの作品
日比野さんはいつもは造形的な写真を撮ることが多いということですが、今回はハワイ・グアム・バリの写真。ご本人はあまり意識せずに撮っていたそうですが、やはりその写真には形が美しいものやデザイン的な要素もあるように感じました。
↑西山さんの作品
西山さんは自身の職場がある「渋谷」の景色を切り取っています。一瞬を一枚の画として切り取ることができるのは写真ならでは。西山さんはこの一瞬を大切にしており、日々進化していく渋谷の一瞬一瞬の景色を一枚の写真におさめています。展示方法も隙間なく写真を並べており迫力があります！
↑水本さんの作品
水本さんは北海道在住ということで、今回残念ながらお会いできませんでしたが、春から秋にかけての札幌を撮影しています。しかし所謂「札幌」ではなく、水本さんの視点で札幌の日常的な風景が切り取られています。
↑中嶋さんの作品
中嶋さんは1回目の展示から同じ「未視感」というタイトルで展示をしているそうです。2枚を対にしているのは、なんとなく同じ雰囲気の写真を対にしてあるからだとか。その写真は光と影が印象的で、そのバランスが見ていてとても気持ちがいいです。
↑中田さんの作品
中田さんは普段から人物を撮影していることが多いそうで、成人を撮影し始めて早40年！成人の写真を始め、作品の中には「あ、これは○○だ！」「あ、これはあの時のだ！」と日本人に馴染みのある光景が切り取られています。中にはお孫さんの写真もあるそうですよ！また今までの作風から今回は少し変わったということなので、その変化も要チェックです！
↑川上さんの作品
川上さんは普段からよく歩いて写真を撮るそうです。撮影するときは出会いを大切にしており、その時の出会いで直感的に良いな！と思ったものを撮る。また1日中歩いて写真を撮っていても、その中でよく撮れたと思えるのは2、3枚だけ。たまに何をこんなに歩いてるんだろう・・・と思うこともあるそうです（笑）
↑村上さんの作品
村上さんの写真はなんとも不思議な写真。なぜこんな写真が出来たのか伺うと、仕事が大変で、眩暈が止まらなくなってしまって、そこから出来た写真だそうです。聞いてびっくり！眩暈から出来たものだなんて！大変な思いをして出来た作品だったのですね・・・・。眩暈がしていた光景が忘れられないそうですが、今は体調も戻って元気になったそうです！（よかった！）
8人の共通のテーマは特になく、本当にそれぞれの視点で、それぞれの制作方法で写真を撮っているそうです。年に何回かは集まって展示の話をするということですが、長年の仲間だから話も弾むでしょうね！
なんと今回の展示作品数はカラーモノクロ合わせて100点以上！見ごたえあること間違いなしです！
おやじ倶楽部にとって8回目の写真展、ますますパワーアップしたおやじ達の展示をぜひお楽しみください。
皆様のご来館をお待ちしております！
平日、土曜日は10:00～18:00まで（最終日は15:00)
＊日曜日休館
