鮎美会 「第22回 お母さんが写した写真展」

アイデムフォトギャラリー「シリウス」では、
鮎美会 「第22回 お母さんが写した写真展」を開催しています。

「フォトサークル鮎美会」は女性だけの写真愛好家グループ。
昭和61年(1986)、杉並区主催の公開講座で区内の中学校PTA仲間のお母さん達が集まり、
初めてカメラを持って写真の勉強をしたことから始まりました。
1年後には自主運営サークルとなったそうですが、その後は都区内、埼玉、神奈川にも会員の輪が拡がり、
現在では22名の方々が楽しく活動されています。

そして鮎美会の講師は、なんとアイデムフォトギャラリー「シリウス」のチーフディレクターである山下洋一郎さん!
前職であるオリンパスイメージング在職中に、フォトギャラリーの運営をしていた山下さんに出会い、
誠実な人柄にひかれ依頼をされたそうです。以降なんと20年以上にわたり指導を続けています。
鮎美会の魅力について、代表として活躍されている安東さんと、大江さんにお話を伺いました。

杉並区主催で始まった同サークル、開始から1年後に卒業記念の写真展を開いたところ
テレビや新聞にもとり上げられ、多くの方々がご来場されたそうです。
その時写真展にお越しになった方々や友達つながり、親族の紹介など様々な形で自然とメンバーが増え、
会員の輪も杉並区以外へと拡がりをみせました。
大江さんもたまたまテレビで見て写真展に行き、
安東さんをはじめメンバーの方々と気さくに話をしたことをきっかけに参加されたお1人。
お2人とも、口を揃えておっしゃるのは「ともかく仲が良いサークル!」、
揉め事などは一切ないからこそ20年以上にわたり楽しく続いているそうです。
今回の写真展では、風景から旅の思い出、植物や人など、ジャンルは様々。
特にテーマは決めていないそうです。

「人によって得て不得手もあるし、時間を経てとりたいものも変わってきます」と安東さん。
だからこそ、撮影会に行っても人によって撮影対象も変わり、色々な写真が残るそうです。
今となっては、色々な写真を撮影されていますが、写真を撮り始めたことは
「何をとっていいかも分らないし、カメラにフイルムが入っていなかったことや撮影中にフイルムがきれたりと、失敗も沢山したんですよ」とお2人は明るく笑いながら過去の失敗談も聞かせてくれました。

016 (9) [鮎美会の皆さんと講師の山下さん]

現在では、それぞれコンテストにチャレンジするなど活動の場を広げられているメンバーの方々。
すでに「お母さん」の域を超えているのでは?と、どんなところが「お母さんが写した写真展」か伺ってみました。
昔と変わったことは、カメラが旦那様のではなく自分のカメラになったことや、オートフォーカスになったこと。
「お母さん達だから色々な装備を備えて撮影するわけでないし、やっぱりお母さんなのよ」
と楽しげに話す姿から、鮎美会さんの明るい雰囲気が伝わってきました。

メンバーの方々は鮎美会で写真を始められて、その後活躍の場を広げられています。
なんと安藤さんは、中国写真家協会主催の第11回国際フォトコンテストで銅賞入賞の経歴も!
更に、ドラマのあるシーンで女性写真家がとった写真展として鮎美会さんの写真が使われたことも!!
そんな素敵な「お母さん」達が撮影された写真を、ぜひ会場でお楽しみください。

会場のコミュニケーションスペースには、撮影会の様子も貼ってあります。
女性の中に、白1点??の講師である山下さん。
とても自然に見えるので、お越しになった方はぜひそちらもご覧ください。

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[コミュニケーションスペースには撮影会のときの集合写真が]

平日・土曜は10:00~18:00まで、日曜日は休館です。
皆様のご来場を心よりお待ちしています。

(この記事は望月が担当しました)

アクセス

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住所

〒160-0022
東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
TEL:03-3350-1211
FAX:03-3350-1240
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅下車

アクセス良好

開館時間

開館時間 : 10:00~18:00
(最終日 : 10:00~15:00)
休館日 : 日曜日・祝日の一部(お問い合わせください)

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