安島太佳由 写真展「上原良司と特攻隊」

写真を愛する皆様、再びこんにちは!
もう夕方になってしまいました・・・
お待たせしました。
本日二つめのお知らせです。
第354回 アイデムフォトギャラリー「シリウス」写真展
安島太佳由 写真展 「上原良司と特攻隊」が
本日10:00より、始まりました。
初日に恒例の出展写真家へのインタビュー、
そして展示の様子をお知らせします!

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安島さんは、この夏に
プロジェクト『若い世代に語り継ぐ 戦争の記憶』と題して
4月27日まで銀座ニコンサロンにて
写真展「時代瞑(つむ)り~太平洋戦争激戦の島々」を開催されました。
今回、アイデムフォトギャラリー「シリウス」での写真展は
プロジェクトの第2弾となる企画です。
会期は、上原良司さんの命日となる5月11日に合わせたものとなっています。
長いキャリアの中で、安島さんは「日本の戦争」をライフワークに取材し
各地を訪ね歩くうちに、特攻の現実、特殊さを目の当たりにし、
上原さんにたどり着いたといいます。
「私は写真家ではなく、依頼を受けて撮影するカメラマンです。
今回は上原良司さんはじめ、戦争で亡くなった多くの方からの依頼を受け
社会に向けてお知らせすることが必要であるものを撮影し、ご覧いただいています」
と語る安島さん。戦争の遺跡は建物や構築物だけはなく
「人の体を要塞化した」特攻も、自然と取材の対象となったそうです。
お話を伺っていると、
普段私たちが目聞きする特攻の姿と、
今回安島さんが話してくださった写真展の狙いとは
違いがあると感じました。伝えようとしていることが、少し違うのです。
これから生き続けよう、死にたくないと思っていた、普通の学生だった若者を
命令によって死に向かわせた特攻の現実は、時として出来事そのものや
遺された人のコメントがクローズアップされがちですが
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人として家族を慈しみ、好きな人もいた上原良司さんの人生をご覧いただけるのが
今回の写真展です。筆跡から、また持ち物から、上原さんの人柄が感じられます。
(写真はお願いしてこの構図で撮らせていただきました。この女性は誰でしょう・・・詳しくは写真展で!)
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会場にはインタビューの間にも次々とお客様が訪れ
貴重な歴史史料を写した大判の写真に見入っていました。
安島さんのホームページはこちらです。
安島さんの取り組みや著書、講演会の情報をご覧いただけます。
また、5月15日(土)の14:00~16:00に、
「特攻隊・上原良司が遺したモノ」と題し講演会を開催します。
講師は安島さんです。
今回はお申込みが必要です。
参加ご希望の方は
アイデムフォトギャラリー「シリウス」事務局
℡ 03-3350-1211 までご連絡ください。
当日、受付前にて資料代500円を頂戴いたします。
今回お話をお伺いするまでは知らなかった
特攻の一面を、安島さんから直接お伺いできるチャンスです。
多くの方のお越しをお待ちしております。
(この記事は神田が担当いたしました)

アクセス

Access

住所

〒160-0022
東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
TEL:03-3350-1211
FAX:03-3350-1240
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅下車

アクセス良好

開館時間

開館時間 : 10:00~18:00
(最終日 : 10:00~15:00)
休館日 : 日曜日・祝日の一部(お問い合わせください)

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