
【ご来館の皆さまへのご協力のお願い】
・発熱や咳の症状、体調不良のある方は、ご来館をご遠慮くださいますようお願いいたします。・ご入館の際はマスクを着用をお願いいたします。
・手指消毒液を設置しておりますので、ご入館時は手指の消毒をお願いいたします。
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写真展案内
HYPNOSCAPE=HYPNO「催眠の」+SCAPE「風景」街を歩いていると、浅い眠りの中で見たような不思議な光景に出会うことがある。僕はそれをHYPNOSCAPEと名付けている。
HYPNOSCAPEに出会うと、きまって周囲の雑音が小さくなり、色が薄らぎ、その場所に光が当たるようになる。
僕は吸い寄せられるようにHYPNOSCAPEに近づき、ファインダーを覗き、そっとシャッターを切る。
そしてカメラをポケットにしまい、その場を立ち去る。
現像/処理はせいぜい半年に1回するかどうか。
フィルムの時からそう。そんなにたくさん写真を撮るタイプじゃない。半年もすれば、色々記憶が薄れてくるが、画像処理ソフトにデータを貼り付けたとき、目撃した時の光景が脳内によみがえるから不思議だ。
記憶を頼りに画像を処理していくが、正確な色が思い出せないため、HYPNOSCAPEは常にモノクロームである。
(展示枚数:モノクロ 45枚)
<小坂 元(コサカハジメ)略歴>
作者略歴:1961年北海道生まれ
写真集団群狼所属
2003.9『知覚の扉』(新宿ニコンサロンbis21)
アサヒカメラ2003年10月号ポートフォリオ
2015.7『街のノイズ(勝原行雄氏との二人展)』(アイデムフォトギャラリーシリウス)