
かつて、ドイツの工業と繁栄を永きに渡り支えたルール地方の炭坑、製鉄所である「ツオルフェアアイン炭坑」「風景公園デュイスブルグノルト」「フェルクリンゲン製鉄所」。
これらは、世界遺産にも登録されている歴史的な地域で、敗戦国であるドイツにおいて現在もこのような形で残っているのが奇跡とさえ言われております。
現在では全て廃墟になっていますがその姿は、時を超え錆びてもなお美しく私にとっては堪らない永久の魅力に満ちあふれております。こうしたドイツの工業地帯をお楽しみいただければ幸いです。 (モノクロ53点)
サトミ・ヘニックフェルト (Satomi Hennigfeld)
長崎県出身 デュッセルドルフ在住