「写真展案内」
1857年12月1日、豊潤な三陸漁場を抱えた東北の一漁村に過ぎなかった釜石では、
良質な鉄鉱石や豊かな森林資源などの条件が加わって、洋式高炉による日本初の銑鉄に
成功。その後の釜石の鉄の歴史は近代産業の発展に大きく貢献しました。
しかし製鐵所の存在が釜石を公害汚染で苦しめてきたことも事実です。また、先の大戦では
艦砲射撃の標的となり、市街は壊滅。戦後は市民の力で飛躍的な復興を遂げましたが、
産業構造の変化に伴い高炉の火が消えたと同時に街の活気も失われていきました。
これらの写真は、鉄と運命を共にし、時代に翻弄された町の現在の姿です。
“鉄と魚のまち”といわれた釜石は大きな転換期を迎えようとしています。
釜石に限らず、全国の企業城下町も同じではないでしょうか。
だからこそ故郷を想う一人の写真家としては、釜石の再起奮闘にエールを送りたい。
(モノクロ約55点)
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佐々木貴範(ささきたかのり)プロフィール
1967年 岩手県釜石市で生まれ、4歳までを過ごす
1991年 東海大学大学院工学研究科修了後、日本高速通信株式会社(現KDDI)に入社
1997年 同社退職後、日本写真芸術専門学校入学
1999年 同校卒業。写真家 樋口健二氏に師事
2002年 写真展「消えゆく光景・釜石橋上市場」(シープラザ釜石)
2005年 写真展「海の神・山の神‐三陸釜石の祭り‐」(オリンパスギャラリー)
2007年 写真集「釜石橋上市場‐追憶の光景」(無明舎出版)
現在、「東北」「釜石」「家族(絆)」「表現者」などをテーマにフリーランスとして活動。
東京都練馬区在住、釜石応援ふるさと大使、(社)日本写真家協会会員。
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[お問い合わせ]
アイデムフォトギャラリーシリウス事務局 担当 山下、峯岸 |
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