齋藤尚章　写真展

今でもその姿を留める西表島の圧倒的な自然美。

そんな自然に逢いたくて通い続けた。

写真は魅了された一瞬間の出逢いの記録です。

自然との出逢いは相手次第。只々黙って歩き続け、待ち続ける。

そして何時しか求めた姿が表れた。

躍動している、万華鏡の中。私は只々記録する。

二度と会えない出逢い、確かな息吹。

自然と一体化してゆく。

そんな世界に身を置くのが私は好きだ。

(出展枚数　カラー50点)

 

齋藤尚章69歳、石垣島在住。

コマーシャル撮影から引退後に自然を求めて日本各地を旅して廻りました。

海の景色に魅せられて石垣島に辿り着きました。

私の知らない日本がここには有りました。

自然は確かに残っていました。

12年目を迎えます。

忘れてしまった感覚、他では味わう事のできない何かが有ります。

島々を旅して廻るのが好きです。

石垣島を堪能し、西表島にやってきました。

此処には特有の魅力が有り、楽しくて、嬉しくて通います。

また来たくなる魅惑が私を捉えて離しません。

亜熱帯の気候は厳寒の地とは違う撮影の支障も多くあります。

高温多湿な気候が体を疲れさせ、潮風、砂埃が機材を劣化させます。

然れども出逢いはそんな疲労を治す特効薬です。

目の前に広がる姿が私を誘惑します。またお出でと。だから、通い続けます。

新たな出逢いを求めて。