
アイデムフォトギャラリー「シリウス」では、創作意欲あふれる若手写真家(39歳以下を対象)に作品発表の場として当ギャラリーの写真展枠などを提供する支援プロジェクト「プロキオン・フォース」を開催しています。今回、藤居敏子さんの写真展を支援・開催します
写真展案内
母がアルツハイマー病と診断されてから、
身近な物の写真を撮るようになった。
家の中、飼っているウサギやカメ、近所の風景。
母との生活や自分自身の感情を忘れてしまわないように
写真に残していきたい。
日常の生活が愛おしくて、時に残酷で、
どうしたらいいのか分からなくなる。
人間の記憶は儚い。そして尊いものだと思う。
たんたんと時間は流れていく、そして常に少しずつ変化している。
写真には写らない何かが。
【藤居 敏子 略歴】
1984年 埼玉県出身
2014年 日本写真芸術専門学校Ⅱ部 卒業