
アイデムフォトギャラリー「シリウス」では、創作意欲あふれる若手写真家(39歳以下を対象)に作品発表の場として当ギャラリーの写真展枠などを提供する支援プロジェクト「プロキオン・フォース」を開催しています。
今回、横地美穂さんの写真展を支援・開催します。
椰子の実の歌の舞台となった愛知県渥美半島の先、伊良湖岬の近くで生まれ
まだ旅をする気持ちも知らなかった頃の私にとって「椰子の実」という言葉は
卒業文集を思い出すような懐かしいものでした。
それがいつしか、伊良湖のフェリーターミナルにある椰子の実を見て
「どこからきて、どんな旅をしてきたのだろう」などと思いを馳せるようになったのは
私にも旅の心が芽生えたからでしょうか。
海辺を歩くことが好きで写真を撮るうちに、長い年月をかけて海を渡る椰子の実のように
私もずっと日本中の海沿いを歩いて写真を撮ろうと心に強く思いました。
地元の漁師の方に教えてもらう潮の流れ、旅の宿や店先ではじめて聞く土地の言葉
伊良湖と似た砂浜や灯台、強く吹く風、笑い合う家族や恋人たちを眺めていると
どの土地もまるで自分の生まれ育った故郷のように感じ
海に囲まれた日本に生まれたことを嬉しく思いました。
写真展「椰子の実」は文集のようにささやかですが
旅や故郷を思う気持ちを込めて撮影した写真たちをまとめました。
今回、横地美穂さんの写真展を支援・開催します。
椰子の実の歌の舞台となった愛知県渥美半島の先、伊良湖岬の近くで生まれ
まだ旅をする気持ちも知らなかった頃の私にとって「椰子の実」という言葉は
卒業文集を思い出すような懐かしいものでした。
それがいつしか、伊良湖のフェリーターミナルにある椰子の実を見て
「どこからきて、どんな旅をしてきたのだろう」などと思いを馳せるようになったのは
私にも旅の心が芽生えたからでしょうか。
海辺を歩くことが好きで写真を撮るうちに、長い年月をかけて海を渡る椰子の実のように
私もずっと日本中の海沿いを歩いて写真を撮ろうと心に強く思いました。
地元の漁師の方に教えてもらう潮の流れ、旅の宿や店先ではじめて聞く土地の言葉
伊良湖と似た砂浜や灯台、強く吹く風、笑い合う家族や恋人たちを眺めていると
どの土地もまるで自分の生まれ育った故郷のように感じ
海に囲まれた日本に生まれたことを嬉しく思いました。
写真展「椰子の実」は文集のようにささやかですが
旅や故郷を思う気持ちを込めて撮影した写真たちをまとめました。
【横地美穂略歴】
1989年愛知県田原市西山町生まれ
2012年静岡文化芸術大学卒業
【個展】
2018「椰子の実Ⅰ」ギャラリー蒼穹舎
2019「椰子の実Ⅱ」ギャラリー蒼穹舎
2021「椰子の実Ⅲ」ギャラリー蒼穹舎
2023「椰子の実Ⅳ」ギャラリー蒼穹舎