
“湘南の風”が住民を潤し、時代を刻んで来た大磯の日常を、五感に飛び込む情景から写実しました。
大磯駅に降り立つと、海や山から伝わる涼風やその薫りに染められます。街の日常には、世代によって生活のスピード感に違いがありました。子供達は、学び場で育まれ、仲良しが走り抜け、飛び跳ね・遊びに夢中な弾む声。若者は、疲れ果てるまで波風を体感したサーファーやジョギングで汗だくなランナーたちの息遣い。先駆けるようなスピートで迫ります。一方、高齢者は、ゆっくりと安全・安心にマイペースで過ごしています。
下町住民が支え続ける祭事『左義長』(国指定、重要無形民俗文化財)では、毎年その時期に世代を超えてエネルギーが集中し・爆発します。中心街の固定化・減少する旧住民の停滞を、移り住む新住民の増加で新たなエネルギーが注入され、時代の勢いに呑み込まれず活性化へ向っています。
風化した老舗看板の中に、世代や形が変わろうとも、この町で暮らしている人達の生活情景が焼き付きます。
(出展枚数)モノクロ:約2枚、カラー:約48枚 合計:約50枚
【柴山輝次 略歴】
1949年 神奈川県大磯町生まれ。大磯在住。日本リアリズム写真集団(JRP) 理事
(写真歴)
・2011年 個展「左義長」(大磯町立図書館)
・2015年 個展「大磯・左義長を継承する」(大磯・南下町公民館)
・2016年 グループ展:JRP東京塾展「とうきょう・ストーリー」(ポートレート・ギャラリー)
・2019年 二人展:「Shanghai Beat 上海鼓動」(オリンパスギャラリ-東京・大阪)(平塚市美術館アートギャラリー)
・2019年 写真集『Shanghai Beat 上海鼓動』限定50部私家本
・2025年 個展「大磯 湘南の風は 時を運ぶ」(アイデムフォトギャラリー「シリウス」)
大磯駅に降り立つと、海や山から伝わる涼風やその薫りに染められます。街の日常には、世代によって生活のスピード感に違いがありました。子供達は、学び場で育まれ、仲良しが走り抜け、飛び跳ね・遊びに夢中な弾む声。若者は、疲れ果てるまで波風を体感したサーファーやジョギングで汗だくなランナーたちの息遣い。先駆けるようなスピートで迫ります。一方、高齢者は、ゆっくりと安全・安心にマイペースで過ごしています。
下町住民が支え続ける祭事『左義長』(国指定、重要無形民俗文化財)では、毎年その時期に世代を超えてエネルギーが集中し・爆発します。中心街の固定化・減少する旧住民の停滞を、移り住む新住民の増加で新たなエネルギーが注入され、時代の勢いに呑み込まれず活性化へ向っています。
風化した老舗看板の中に、世代や形が変わろうとも、この町で暮らしている人達の生活情景が焼き付きます。
(出展枚数)モノクロ:約2枚、カラー:約48枚 合計:約50枚
【柴山輝次 略歴】
1949年 神奈川県大磯町生まれ。大磯在住。日本リアリズム写真集団(JRP) 理事
(写真歴)
・2011年 個展「左義長」(大磯町立図書館)
・2015年 個展「大磯・左義長を継承する」(大磯・南下町公民館)
・2016年 グループ展:JRP東京塾展「とうきょう・ストーリー」(ポートレート・ギャラリー)
・2019年 二人展:「Shanghai Beat 上海鼓動」(オリンパスギャラリ-東京・大阪)(平塚市美術館アートギャラリー)
・2019年 写真集『Shanghai Beat 上海鼓動』限定50部私家本
・2025年 個展「大磯 湘南の風は 時を運ぶ」(アイデムフォトギャラリー「シリウス」)