木下 修 写真展

「風蝕の造形」

2019/12/05 ~ 2019/12/11

vol795


都市の構成要因の大部分は建築物であり、それは主に壁により構成されている。

この壁も完成した時点から消滅の過程がはじまる。風雨に曝され、夏の灼熱の暑さ、厳寒の冷気などを経験し崩壊が進行する。そして、壁には、亀裂、細裂が走り罅割れ、退色し、蝕まれ、時には泪を流したような様々な姿を呈することになる。これを醜いという人もあるかもしれない。

しかしそれは、崩壊過程の中で、時の流れを刻み込み、時間にまとわりついている澱のようなもの表している。さらに、光があたることにより輝き、きらめき昇華する。壁は、人の様々な営み見つめながら変化してゆく。その崩壊の時の流れと滅びの「美」を写し取りたいと試みたのがこれらの写真である。撮影場所はいずれも東京区部である。

アクセス

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住所

〒160-0022
東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
TEL:03-3350-1211
FAX:03-3350-1240
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅下車

アクセス良好

開館時間

開館時間 : 10:00~18:00
(最終日 : 10:00~15:00)
休館日 : 日曜日・祝日の一部(お問い合わせください)

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