
ライフワークとして、群馬県内の農山村の生活や風景を40年間記録している。
この作品は昭和55年~63年までの県内西毛地域の山里の日常を記録した作品である。
利便性、と言う言葉の氾濫している現代社会である。
しかし利便の進化と共に心の衰退の目立つ今日を否めない気がして成らない。
戦後復興、高度経済成長、バブル経済、そしてバブル崩壊と時は流れた。
昭和は遠くに成りにけり
時の流れとともに薄れゆく記憶。貧しいながらも人情味や思いやりに溢れた、良き時代で有ったように記憶している。そんな、懐かしき時代の日常生活を、記憶を頼りにまとめてみた。 (モノクロ48枚)
作者略歴 志村 勉
1951年 群馬県高崎市生まれ 1970年 写真を始める 1972年 各種写真コンテスト入選入賞 1973年 ライフワークとして農山村の記録を始める 近年 2013年 個展「遠い記憶」より コニカミノルタプラザAギャラリー 個展(前橋リヴィン西友・高崎伊勢丹・新宿伊勢丹・高崎スズラン)他14回 2人展3人展グループ展等多数開催 一般社団法人日本写真作家協会(JPA)会員・公益社団法人日本写真協会(PSJ)会員