
写真展案内
東京。この街でどれだけの写真が撮られたでしょう。
人、物、景色、そして現在のコロナ禍の時代。
常に変化をしながらも、ひとつに纏まる事なく点在し、様々なイメージ(未来化、混沌、無秩序、欲望)の集合体の様な街並み。いつも思う事があります。
自分の写真は、風に吹かれる写真でありたいと。風が吹く街の中で写真を撮り続け、変わり続ける景色を見つめ、その中で自分自身も翻弄され、そして今ここにいる。この混沌とした巨大な入れ物は一体何なのか。撮り続けても答えが出るものではないかもしれません。
その答えは風の中に・・・
今回は、初の試みとしてカラーを織り交ぜました。シンプルなモノクロと妖しい色彩を帯びた街の組み合わせはどの様なコントラストを作るのか。
タイトルを「風 街」としてご紹介させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
(出展枚数 モノクロ 31枚、カラー24枚)
山岸正和 略歴
1964年生まれ 青山学院大学 経済学部経済学科卒業
東京を中心にスナップ写真を撮り続ける。
四谷写真塾 大山友輝朗ゼミ所属。公益社団法人 日本写真協会会員
2013年3月 写真展「東京休日」オリンパスギャラリー東京
2016年7月 写真展「地 図」アイデムフォトギャラリーシリウス
2018年8月 写真展「遊 撃」アイデムフォトギャラリーシリウス
2021年8月 写真展「手 記」アイデムフォトギャラリーシリウス
2022年1月 写真展「東京ラッシュ」オリンパスギャラリー東京