
東京の景色を撮り続けています。
今回の写真は、人物を撮らずに、人の生活感、気配を撮る事を心がけました。
不思議な形のもの、古くからそこに在るもの、猥雑さを演出するもの。
無機質で乾いていながら生々しく、この街路を通り過ぎっていった人達の様々な感情が染み込んでいる様です。
ひとつひとつの景色から、様々な音が聞こえてきます。
歩き続ける事、撮り続ける事で、これらの断片を集め、街を再構築し、自分だけの地図を作っています。
すでに街の中から消えていった景色もあり、様々なものが現れては消えていく東京という街の記録です。
出展枚数 モノクロ 45枚
山岸正和 略歴
1964年8月14日 東京都出身 青山学院大学 経済学部経済学科卒業 30歳を過ぎて写真に愛着を抱く。以来、モノクロフィルムによる写真撮影を続ける。最近はデジタルモノクロでの撮影、作品作りにも取り組む。 現在、四谷写真塾 佐藤篤ゼミに所属。 2013年3月 オリンパスギャラリー東京にて初個展 「東京休日」開催。