安島 太佳由　写真展

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写真展案内

太平洋戦争で戦死した多くの兵士や戦闘に巻き込まれて命を落とした民間人の方々への慰霊の思いを込めて激戦地の沖縄・サイパン・ペリリュー・フィリピンを訪ねました。

戦死者を慰霊するための碑やモニュメント、戦闘を伝える資料館の展示物、戦闘地の跡や洞窟、朽ち果てた武器の残骸などを、戦争を知らない私が過去を想像しながら五感を通して感じるままに写真を撮りました。

戦後75年の節目にあたる今回の写真展は、戦争の記憶が風化するなかで、忘れてはならない事柄をあらためて来場者の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。そして、展示写真を見ていただきながら戦死者の方々への慰霊の思いを持っていただけたら幸いです。

（カラー45点）

作者略歴

1959年、福岡県生まれ
　1981年、大阪芸術大学 写真学科卒

大日本印刷株式会社写真部、広告制作会社などを経て、

1993年、安島写真事務所を設立。
フリーランスとして活動開始

1995年「日本の戦争」をテーマに戦跡取材を開始

2010年『若い世代に語り継ぐ戦争の記憶』プロジェクトを開始

平成6年度文化庁芸術インターンシップ研修員

個展：｢戦跡が語る本土決戦｣ニコンサロン｢要塞列島｣コニカミノルタプラザ、

｢平和を考える戦争遺産｣青梅市美術館など27回開催

写真集・著書：｢日本戦跡｣窓社、｢歩いて見た太平洋戦争の島々｣｢日本の戦跡を見る｣岩波書店、｢戦争遺産図鑑｣岩崎書店など15冊出版