
都会はノイズに溢れている。交通騒音、繁華街のネオンサイン、ポスター、24時間営業の店の明かり、街頭で配られるビラ、周囲の環境にそぐわない建物や人の衣装や行為など・・・。
このような『個人にとって不必要で、過剰で、不快な情報』は整然とした都市計画の中ではすべてノイズとして捉えられている。しかしながらそんなノイズが街を色づかせ、特徴づかせてもいるのだ。
我々都会のスナップシューターはカメラ片手に街を歩きながら、街を読み解く手段としてそんなノイズを探し求めている。
作者プロフィール(二人展)
★勝原行雄(カツハラユキオ) 富山県出身 82歳 写真集団 群狼 所属 <写歴> ・1995『アルプスの旅』 ミノルタフォトスペース ・2002『日野スナップと風景』 日野市立とよだ市民ギャラリー ・2003『街角随風』 麹町ギャラリー ★小坂 元(コサカハジメ) 北海道出身 53歳 写真集団 群狼 所属 <写歴> ・2003『知覚の扉』 ニコンサロンbis21 ・2003アサヒカメラ 10月号 PORTFOLIO