臨時休館:2020年4月9日(木)~5月6日(水)
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、アイデムフォトギャラリー「シリウス」を
2020年4月9日(木)~5月6日(水)まで臨時休館いたします。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解賜わりますようお願い申し上げます。
写真展案内
私と写真の関わりは長く、高校の写真部の頃からとしても既に50年以上になります。今回展示する写真は、還暦も間もない2012年1月以降、仕事の合間合間に概ね日常の行動範囲内で撮影した、スナップショットです。
対象もテーマも決めず、ありふれた風景の中を彷徨い、何かを感じたらシャッターを押す。スナップショットは、多くは徒労であり、稀に偶然が微笑む。だから難しく、しかし面白い。
ところで、この「何かを感じ」という感覚の正体は何か?
おそらくそれは「日常のありふれた風景には、〈ありふれた風景〉という観念を無意識に当て嵌め見ており、ぼんやりとした状態でしか意識されないが、ふとした拍子にその観念が剥がれ落ち〈ありのままの風景〉がはっきりと知覚され、その感覚が意識に立ち現れる」ということではないだろうか。
言い換えると、写真は「ありのまま=〈実体〉を〈認識〉できる可能性を備えている」ということになる。新たな認識を得ることは〈喜び〉であり、シャターチャンスのワクワク感は、喜びの〈予兆〉か・・・。このようなことに気付いたのは、つい最近のこと。もしこの考えが当たっているなら、私の写真にも〈ありのままの世界〉の一部、微小な断片ぐらいはチラリと写っている、可能性があります。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、アイデムフォトギャラリー「シリウス」を
2020年4月9日(木)~5月6日(水)まで臨時休館いたします。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解賜わりますようお願い申し上げます。
写真展案内
私と写真の関わりは長く、高校の写真部の頃からとしても既に50年以上になります。今回展示する写真は、還暦も間もない2012年1月以降、仕事の合間合間に概ね日常の行動範囲内で撮影した、スナップショットです。
対象もテーマも決めず、ありふれた風景の中を彷徨い、何かを感じたらシャッターを押す。スナップショットは、多くは徒労であり、稀に偶然が微笑む。だから難しく、しかし面白い。
ところで、この「何かを感じ」という感覚の正体は何か?
おそらくそれは「日常のありふれた風景には、〈ありふれた風景〉という観念を無意識に当て嵌め見ており、ぼんやりとした状態でしか意識されないが、ふとした拍子にその観念が剥がれ落ち〈ありのままの風景〉がはっきりと知覚され、その感覚が意識に立ち現れる」ということではないだろうか。
言い換えると、写真は「ありのまま=〈実体〉を〈認識〉できる可能性を備えている」ということになる。新たな認識を得ることは〈喜び〉であり、シャターチャンスのワクワク感は、喜びの〈予兆〉か・・・。このようなことに気付いたのは、つい最近のこと。もしこの考えが当たっているなら、私の写真にも〈ありのままの世界〉の一部、微小な断片ぐらいはチラリと写っている、可能性があります。
(出展枚数:カラー 50点)
<略歴>
1952年 東京生まれ
1976年 多摩美術大学デザイン科(プロダクトデザイン)卒業
1978年 多摩美術大学大学院デザイン科修了(修士)
現 在 有限会社エムワンデザイン取締役、デザイナー
<展覧会歴>
1981年 Yasuo Nakajima Presentation Fragrance of Photographic Paper 藍画廊(銀座)
1984年 Yasuo Nakajima Presentation Ⅱ Para-focus 鎌倉画廊(銀座)
1986年 Yasuo Nakajima Presentation Ⅲ Relative or Truly ギャラリーQ(銀座)
2017年 中島康夫写真展「中央線・高円寺界隈」 唐変木(高円寺)
2019年 中島康夫写真展「時の隨に」 唐変木(高円寺)
ほか