【臨時休館】中島 康夫 写真展

「時の隨(まにま)に 2012 – 2020」

2020/04/23 ~ 2020/04/29

臨時休館:2020年4月9日(木)~5月6日(水)

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、アイデムフォトギャラリー「シリウス」を
2020年4月9日(木)~5月6日(水)まで臨時休館いたします。

ご迷惑をおかけしますが、ご理解賜わりますようお願い申し上げます。



写真展案内

私と写真の関わりは長く、高校の写真部の頃からとしても既に50年以上になります。今回展示する写真は、還暦も間もない2012年1月以降、仕事の合間合間に概ね日常の行動範囲内で撮影した、スナップショットです。

対象もテーマも決めず、ありふれた風景の中を彷徨い、何かを感じたらシャッターを押す。スナップショットは、多くは徒労であり、稀に偶然が微笑む。だから難しく、しかし面白い。

ところで、この「何かを感じ」という感覚の正体は何か?

おそらくそれは「日常のありふれた風景には、〈ありふれた風景〉という観念を無意識に当て嵌め見ており、ぼんやりとした状態でしか意識されないが、ふとした拍子にその観念が剥がれ落ち〈ありのままの風景〉がはっきりと知覚され、その感覚が意識に立ち現れる」ということではないだろうか。

言い換えると、写真は「ありのまま=〈実体〉を〈認識〉できる可能性を備えている」ということになる。新たな認識を得ることは〈喜び〉であり、シャターチャンスのワクワク感は、喜びの〈予兆〉か・・・。このようなことに気付いたのは、つい最近のこと。もしこの考えが当たっているなら、私の写真にも〈ありのままの世界〉の一部、微小な断片ぐらいはチラリと写っている、可能性があります。

 (出展枚数:カラー 50点)

<略歴>

1952年 東京生まれ
1976年 多摩美術大学デザイン科(プロダクトデザイン)卒業
1978年 多摩美術大学大学院デザイン科修了(修士)
現 在 有限会社エムワンデザイン取締役、デザイナー

<展覧会歴> 1981年 Yasuo Nakajima Presentation Fragrance of Photographic Paper 藍画廊(銀座)
1984年 Yasuo Nakajima Presentation Ⅱ Para-focus 鎌倉画廊(銀座)
1986年 Yasuo Nakajima Presentation Ⅲ Relative or Truly ギャラリーQ(銀座)
2017年 中島康夫写真展「中央線・高円寺界隈」 唐変木(高円寺)
2019年 中島康夫写真展「時の隨に」 唐変木(高円寺)
ほか

アクセス

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住所

〒160-0022
東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
TEL:03-3350-1211
FAX:03-3350-1240
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅下車

アクセス良好

開館時間

開館時間 : 10:00~18:00
(最終日 : 10:00~15:00)
休館日 : 日曜日・祝日の一部(お問い合わせください)

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