アイデムフォトギャラリー「シリウス」では、創作意欲あふれる若手写真家(39歳以下を対象)に作品発表の場として当ギャラリーの写真展枠などを提供する支援プロジェクト「プロキオン・フォース」を開催しています。今回、池田 聡さんの写真展を支援・開催します。
写真家・池田聡は、デジタル化が進む現代において、フィルム撮影と手焼きによるプリントで制作を続けている。
「天国のことは誰も知らない」は、家族との別離、鬱との闘病、コロナ禍を経て撮影された作者の心象風景とも言える写真群です。日常のスナップや身近な人の姿を写しながら、人々の持つ孤独と、それを繋げる手段としての写真を模索する内容となっています。
ステートメント:
肉体で隔てられている限り、人はいつも孤独。
どれだけ愛しても、人の心には触れない。
他人の痛みで私の身体は痛みません。
祖母の死、子供達との別離、コロナ禍で私の孤独は募りました。
鬱と睡眠障害。
眠れぬまま夜は明け、ふらつく足取りでカメラを持って外へ出る。
暗い部屋から出たせいか、外は天国のように眩しくて美しく、人々は輝いている。
写真を撮ることは、バラバラになった心の欠片を探す作業に似ています。
目の前に在る光を集めて写真にする。
それが私の孤独と世界を繋げる唯一の手段です。
撮った瞬間の心の震え、心臓の確かな鼓動。
振動は熱となり、隔てられた肉体に伝わります。
同じ景色は見れなくても、それは孤独を繋げる橋になると信じています。私たちは繋がっているし、それを写真で伝えたい。
池田 聡(いけだ さとる) プロフィール
長崎生まれ、愛知在住。
主にフィルムカメラを使用し制作を行う。
グループ展多数/ZINE複数発表
2018年1月 東京個展:Alt_Medium
2018年6月 大阪個展:Galerie de RIVIERE
2019年 第1回写真出版賞 最優秀賞
2023年9月 2人展 .LAB RAINROOTS
2023年10月 5人展 TOUTEN BOOKSTORE
http://satoruikeda.jp
写真家・池田聡は、デジタル化が進む現代において、フィルム撮影と手焼きによるプリントで制作を続けている。
「天国のことは誰も知らない」は、家族との別離、鬱との闘病、コロナ禍を経て撮影された作者の心象風景とも言える写真群です。日常のスナップや身近な人の姿を写しながら、人々の持つ孤独と、それを繋げる手段としての写真を模索する内容となっています。
ステートメント:
肉体で隔てられている限り、人はいつも孤独。
どれだけ愛しても、人の心には触れない。
他人の痛みで私の身体は痛みません。
祖母の死、子供達との別離、コロナ禍で私の孤独は募りました。
鬱と睡眠障害。
眠れぬまま夜は明け、ふらつく足取りでカメラを持って外へ出る。
暗い部屋から出たせいか、外は天国のように眩しくて美しく、人々は輝いている。
写真を撮ることは、バラバラになった心の欠片を探す作業に似ています。
目の前に在る光を集めて写真にする。
それが私の孤独と世界を繋げる唯一の手段です。
撮った瞬間の心の震え、心臓の確かな鼓動。
振動は熱となり、隔てられた肉体に伝わります。
同じ景色は見れなくても、それは孤独を繋げる橋になると信じています。私たちは繋がっているし、それを写真で伝えたい。
(展示枚数約60点)
池田 聡(いけだ さとる) プロフィール
長崎生まれ、愛知在住。
主にフィルムカメラを使用し制作を行う。
グループ展多数/ZINE複数発表
2018年1月 東京個展:Alt_Medium
2018年6月 大阪個展:Galerie de RIVIERE
2019年 第1回写真出版賞 最優秀賞
2023年9月 2人展 .LAB RAINROOTS
2023年10月 5人展 TOUTEN BOOKSTORE
http://satoruikeda.jp