
写真展案内
戦争は、遠い過去の出来事ではありません。ロシアのウクライナ侵攻で、現実的なことになっています。ロシアは、核の使用もちらつかせ、引き下がる気配はありません。世界は、再び戦争の危機に陥っています。
日本各地には負の遺産である、戦争遺跡が数多く残っています。その一つ、広島県、瀬戸内の島「大久野島」は戦時中、毒ガス製造の島でした。今も、そのおぞましさを留めています。
一方、8月6日の広島原爆の日には、戦争を想い、平和を願う多くの人々が広島平和公園を訪れます。また各地で、それぞれの立場で非戦を願う人がいます。「戦争イヤ」の思いは誰にもあるのです。
それらを取材することで戦争の記憶をたどり、その実相に迫ります。ロシアの蛮行を目の当たりにした今、平和の大切さを皆が強く訴えなければと考えます。
写真学校のゼミ講師である金井と、生徒である清水の共同制作です。
(A2、 A3、カラー50点)