【ご来館の皆さまへのご協力のお願い】
・発熱や咳の症状、体調不良のある方は、ご来館をご遠慮くださいますようお願いいたします。・ご入館の際はマスクを着用をお願いいたします。
・手指消毒液を設置しておりますので、ご入館時は手指の消毒をお願いいたします。
・他のお客様との間隔を空けるようお願いいたします。
・大きな声での会話はご遠慮ください。
・混雑時は入館を制限させていただくことがございますのでご了承ください。(出展者を含め25名を限度とさせていただきます。)
写真展案内
日本写真家協会が主催する「笹本恒子写真賞」は日本初の女性報道写真家・笹本恒子の「時代を捉える鮮鋭な眼と社会に向けてのヒューマニズムな眼差しに支えられた業績」を顕彰し、その精神を引き継ぐ写真家の活動を支援することを目的として設けられた。選考委員は野町和嘉(日本写真家協会会長)、前川貴行(写真家)、佐伯剛(編集者)第4回受賞者の渋谷敦志さんは、日本の写真界にあってもっともアクティブに、そしてグローバルな視点を持って活動を続けているフォトジャーナリストだ。民族紛争、飢餓、難民、環境破壊といった不条理に晒され、生存を脅かされるなどあらゆる困難を背負うことになった弱者に寄り添い、共に苦悩を引き受け、人々の中に希望の光を何とか探り当てようと愚直に取材活動を続けている希有な存在である。そのために、国境なき医師団、国連UNHCR協会やJICAといった援助機関と常に連携をとることで、世界の底辺に埋もれ、喘いでいる声なき声に耳を傾ける、張りつめた問題意識を持ち続けてきた。これまで積み重ねてきた一連の作品からは、昨今のフォトジャーナリズムが置かれた厳しい環境を生き抜いていく強い覚悟と信念が滲み出ている。
選評抜粋 野町和嘉(日本写真家協会会長)
(出展枚数カラーモノクロ 約 40 点)