スナップ・ショットは過ぎゆくものの瞬間を留め、密封し、プリントした段階で新しい現実として現れます。「一瞥」で撮るのは「一別」でもあるので喜びの裏に悲哀も垣間見ます。写真との付き合いは「共鳴共感」であり、「憎たらしい」「好いたらしい」という、ない交ぜのシンパシーなのです。カメラを持って街に出かけてやることは、頭の中にあるものを再現することではなく、その現場での出会い頭やヤブから棒と言う気紛れでヤンチャな奴らと付き合うことなんです。立派な楽譜が用意されているクラシックじゃなくて、自由なアドリブのジャズなんです。スナップ写真が終わりのない旅だと気がついても心の赤信号は点滅しないから喜んで続けるだけです。
立木義浩講演会
2016年10月22日(土)14:00~16:00
アイデム本社ビル3Fにて
参加費無料
定員 100名
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