【内容】
これまで撮影してきた作品の中から選び出して展示するもので、昆虫の持つ機能美や形態の妙といったものを、さらには撮影技術の成果を見て頂くためのものです。
【ご挨拶】
写真家として活動を始めて、今年でちょうど50年目になります。年齢も80歳になりました。その節目にあたるこのたびの作品展は、これまでの一貫して発表してきた生態写真の趣きから離れて、少し趣向を変えて、昆虫の持つ機能美や形態の妙といったものを感じて頂けるようなかたちに展開してみました。
デジタルカメラの時代となり、難しかった昆虫の撮影も大変楽になり、これまで撮ることのできなかった行動の一瞬をもキャッチできるようになりましたが、そうして得られる写真のほとんどのものを、実は20年以上も前のフィルムカメラの時代に、自らの創意工夫によって実現しており、その成果は今もって色褪せてはいないことをここに見る作品を通して感じとって頂けるなら幸いです。
これまで撮影してきた作品の中から選び出して展示するもので、昆虫の持つ機能美や形態の妙といったものを、さらには撮影技術の成果を見て頂くためのものです。
(展示数 約45点)
【ご挨拶】
写真家として活動を始めて、今年でちょうど50年目になります。年齢も80歳になりました。その節目にあたるこのたびの作品展は、これまでの一貫して発表してきた生態写真の趣きから離れて、少し趣向を変えて、昆虫の持つ機能美や形態の妙といったものを感じて頂けるようなかたちに展開してみました。
デジタルカメラの時代となり、難しかった昆虫の撮影も大変楽になり、これまで撮ることのできなかった行動の一瞬をもキャッチできるようになりましたが、そうして得られる写真のほとんどのものを、実は20年以上も前のフィルムカメラの時代に、自らの創意工夫によって実現しており、その成果は今もって色褪せてはいないことをここに見る作品を通して感じとって頂けるなら幸いです。
【栗林 慧(くりばやし さとし)略歴】
1939年 中国大陸 (瀋陽)生まれ
1960年 東京綜合写真専門学校 卒業
1965年 アンスコカラーコンテスト最優秀賞
1969年 フリーの生物生態写真家になる
1978年 日本写真協会新人賞
ニコン伊奈信男賞
1991年 西日本文化賞
1992年 日本写真協会年度賞
科学技術映像祭/内閣総理大臣賞
2002年 日本写真協会年度賞
2005年 サンケイ児童出版文化賞
2006年 レナート、ニルソン賞(スエーデン科学写真のノーベル賞)
2007年 サンケイ児童出版文化賞
2008年 紫綬褒章
2019年 4K徳島国際映画祭 優秀賞
出版物 写真集など約60冊を出版
個展 これまでに約50回開催