
写真展案内
ワッショイ、ワッショイ、和が一緒。老若男女身分を越えて、分け隔てなく一つに纏まって楽しめるのが祭りです。
深川八幡祭りの名で親しまれる富岡八幡宮例大祭。江戸三大祭りの一つに数えられ、勇壮な神輿振りは見る者を惹きつけずにはおきません。沿道の観衆から担ぎ手に清めの水を浴びせ、担ぎ手と観衆が一体となって盛り上がりを見せる、別名「水かけ祭り」とも言われています。
54基の神輿は担ぎ手だけでも一万人位になります、今の世の中でそれを続けることはかなり厳しい事でしょう。また、時代の移り変わりに伴って祭りの様式にも変化が見られてきました。裸で神輿を担ぐ姿は見られなくなり、規律が優先され、一昔前とは祭りの様子が変わってきています。近年はコロナの流行で祭りも3年にわたり中止を余儀なくされてきました。
そのような中で、連綿と築かれてきた祭りが少しずつ変わっていくのを見て、祭りの魅力を後世に残すようまとめてみました。 この写真展を見て「深川八幡祭り」の勇壮な姿を思い起こす一助になって頂ければ幸いと思います。また人が集まることをよしとしない現状から早く脱却できることを願って、少しでも元気を取り戻す糧になればと願っています。
*撮影は昭和56年~平成14年の間、本祭り5回において撮影しました。
(出展枚数 70点)
<松本仁成略歴>
1938年 東京生まれ、蓮田市在住
元 全日本写真連盟 東京都本部 広報委員
元 日本写真作家協会(JPA)実行委員
日本写真著作権協会(JPCA)会員
写真展
1996年 アンコールワット(崩れゆく女神たち) / ミノルタフォトスペース
2000年 ぶらりチベット / ミノルタフォトスペース
2009年 追憶 / コニカミノルタプラザ
2016年 カメラ小僧が見た昭和 / コニカミノルタプラザ