光と影を求めて70年、レンズとフィルムを通して描き出されるモノクロの写真を分解し、色光を加えてカラー写真への変換を追及し、太陽光をも採り入れて、華麗にして色彩豊かな幻想の世界を描出できたらと、試行錯誤を繰り返してきました。
「ポスタリゼイション・フォト」。昨今写真界ではデジタルによる作品が多くみられますが、これは今残しておきたいアナログの技法です。私が試みているのはモノクロームの写真の明部から暗部に至るまでの階調を数段に分解し、硬調なフィルムで反転し、収縮した画像の版に色の光を多重露光したもので、いわば光による版画ともいえるでしょう。
写真には技術がつきものです。あらゆる表現を追及してみたい、そして現代美術の一環としての作品を創造することが出来れば幸いと思います。今回その一端を展示し皆様にご覧戴けたらと存じます。
(風景、建物、人物、造形などのカラー約42点)
千野 素行(ちの もとゆき)略歴
1958年 日本ローライクラブに入る
1968年 第42回国画会写真部初入選
1969年 第43回国展にて冨士フィルム賞受賞
1978年 ポスタリゼイションの技法を始める
1979年 第54回国展にて野島賞を受賞
1984年 第58回国展にて国画会会員に推挙される
1994年 第68回国画会写真部鑑査員長
2002年 日本ローライクラブ会長、現在に至る
写真展歴
1987年 コニカフォトギャラリー「ポスタリゼイション・フォト」
1998年 新宿野村ビルギャラリー「ポスタリゼイション・フォト」
著作
1998年 千野素行作品集「ポスタリゼイション・フォト」
所属
国画会会員、ローライクラブ会長
「ポスタリゼイション・フォト」。昨今写真界ではデジタルによる作品が多くみられますが、これは今残しておきたいアナログの技法です。私が試みているのはモノクロームの写真の明部から暗部に至るまでの階調を数段に分解し、硬調なフィルムで反転し、収縮した画像の版に色の光を多重露光したもので、いわば光による版画ともいえるでしょう。
写真には技術がつきものです。あらゆる表現を追及してみたい、そして現代美術の一環としての作品を創造することが出来れば幸いと思います。今回その一端を展示し皆様にご覧戴けたらと存じます。
(風景、建物、人物、造形などのカラー約42点)
千野 素行(ちの もとゆき)略歴
1958年 日本ローライクラブに入る
1968年 第42回国画会写真部初入選
1969年 第43回国展にて冨士フィルム賞受賞
1978年 ポスタリゼイションの技法を始める
1979年 第54回国展にて野島賞を受賞
1984年 第58回国展にて国画会会員に推挙される
1994年 第68回国画会写真部鑑査員長
2002年 日本ローライクラブ会長、現在に至る
写真展歴
1987年 コニカフォトギャラリー「ポスタリゼイション・フォト」
1998年 新宿野村ビルギャラリー「ポスタリゼイション・フォト」
著作
1998年 千野素行作品集「ポスタリゼイション・フォト」
所属
国画会会員、ローライクラブ会長