勝峰 翳 写真展

「島 ―けはい―」

2014/07/24 ~ 2014/07/30

sirius_vol545

本業の編集業のかたわら、さまざまなテーマで写真を撮っています。

今回は主にこの10年来通っている奄美群島8島はじめ、最新作の甑島ほか、対馬、五島、屋久島など九州の島々、および沖縄の島々で撮った作品群である「島」シリーズの未発表作品を中心に、同シリーズの代表作もまじえてまとめて発表します。

島を旅しているとき、本土とは異なる島独特の「けはい」を感じたときに撮ったなにげない風景をまとめていったら、共通する空気感が写っていました。縁もゆかりもない島の特定の場所や時間との間に何か不思議な力学があって、自分自身の感性が共鳴することがあります。どこにでもありそうで、そこにしかない風景。いっぽうで特定の「場所」に依存しながらも、少なからぬ人々に通底していくような風景。そしてそのなかに自分もいる。それがとても不思議で、その秘密を明かしたくて、島の写真を撮りつづけています。

撮影対象:おもに九州の島の風景を心象風景として表現

撮影地:奄美群島(奄美大島・喜界島・加計呂麻島・請島・与路島・徳之島・沖永良部島・与論島)ほか、対馬、五島列島、屋久島、宮古列島、竹富島など。

出展枚数:約60枚(すべてカラー作品。一部、ほかのシリーズも展示)

 

勝峰 翳(かつみね えい)略歴

1965年、東京生まれ。本名・富雄。筆名・溪。元「山と溪谷」「ヤマケイJOY」編集長。現在、山と溪谷社自然図書出版部部長。 編集者としての仕事の傍ら、勝峰翳として写真を、勝峰溪として随想や小説を発表する。近年は、装丁もてがけている。
【個展】
・2010年「Triple Mirror 屋久島・奄美・線形論」銀座・青木画廊LUFT
・2012年「神話としての風景 There is something」神楽坂・アユミギャラリー
【グループ展】
・2009年-2010年「幻視・屋久島」展(熊本・人吉、福島・鏡石)
門坂流、柄澤齋、多賀新、建石修志の美術家各氏とのグループ展に参加.
【著書(勝峰富雄名)】
・『山で見た夢 ある山岳雑誌編集者の記憶』(2010年 みすず書房)
・『編集後記 雑誌編集者の時間』(2013年 Impress R&D 電子&POD出版)
【共著】
・『山と私との対話』(2005年 みすず書房)
勝峰 翳 ホームページ

アクセス

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住所

〒160-0022
東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
TEL:03-3350-1211
FAX:03-3350-1240
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅下車

アクセス良好

開館時間

開館時間 : 10:00~18:00
(最終日 : 10:00~15:00)
休館日 : 日曜日・祝日の一部(お問い合わせください)

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