北海道の幌加内に新規入植して養豚を始めたのが1973年(昭和53年)。以来年中無休と言う日々が19年間続きました。
週休1日が取れる様になったのが1997年。以来一昨年で養豚をリタイアするまで16年間、もっぱらアオサギに絞り込んで撮り続けてきました。一区切りをつける段階でこの度「シリウス」で写真展を開催させていただく事になりました。
アオサギは国内にいる中では最大のサギで、背の高さは90cmほどあり、北海道では夏鳥で本州以南では留鳥です。
身近にいながらあまり注目されていない、美しくも知られざるアオサギを、春南から渡ってきて秋南へ帰るまでの生活を追い続けた姿を紹介させていただきたいと思います。
(カラー約53点)
略歴
1962年 東京都立農芸高校卒業
1962年~1963年 東京都立農芸高校実習助手
1969年 帯広畜産大学卒業
1971年~1973年 学研の図鑑の写真を撮る
1973年 毎日グラフ「日本の野生」に連載
1974年~1978年 平凡社月刊「アニマ」にアリスイの巣立ち、オオタカの育雛、キツツキの四季、等を掲載
1978年 北海道雨竜郡幌加内町に新規入植、養豚を始める
1999年 写真展「アカゲラの四季」旭川中央図書館
2003年 写真展「アオサギ第1回」旭川NHKギャラリー
2004年 写真展「アオサギ」名寄市北国博物館
2005年 写真展「アオサギ第2回」旭川NHKギャラリー
2006年 写真展「アオサギ第3回」旭川NHKギャラリー
2009年 写真展「アオサギ」東川町文化ギャラリー