【 年頭特別企画展について 】
アイデムフォトギャラリー「シリウス」では、毎年年初に、年男・年女の写真家を招いた年頭企画展を開催しています。戌年となる来年は、2018年に年男を迎える写真家・野町和嘉氏をお招きし開催します。
写真展案内(写真家メッセージ)
東アフリカに広がる高原の国エチオピア。アフリカ大地溝帯の激しい地殻活動により起伏に富んだ国土の中に、80もの異なる言語を話す多様な民族集団が独自の文化を保持しながら暮らしている。紅海を挟んでアラビアと接するエチオピアは、3000年の歴史を持ち、古代イスラエルの時代から、中東・アラビアと密接な関係を保ち、文化的にも民族的にも、他のアフリカ地域とは一線を画した独特の混血文化を誇ってきた。
わけてもエチオピア高原で受け継がれてきた、古代ユダヤ教の流れを汲むエチオピア正教は、他のキリスト教宗派には見られない、聖書時代さながらの独特の宗教典礼を現代に受け継いでいる。
本展は、30年以上に渡って撮影を続けてきた中から、宗教文化に焦点をあてた作品を中心に、約40点により構成する。
トークイベント開催
【ギャラリートーク】2018年1月6日(土)14:00~
【トークショー】2018年1月8日(月・祝)14:00~
参加費:無料
会場:いずれもアイデム本社ビル
アイデムフォトギャラリー「シリウス」では、毎年年初に、年男・年女の写真家を招いた年頭企画展を開催しています。戌年となる来年は、2018年に年男を迎える写真家・野町和嘉氏をお招きし開催します。
写真展案内(写真家メッセージ)
東アフリカに広がる高原の国エチオピア。アフリカ大地溝帯の激しい地殻活動により起伏に富んだ国土の中に、80もの異なる言語を話す多様な民族集団が独自の文化を保持しながら暮らしている。紅海を挟んでアラビアと接するエチオピアは、3000年の歴史を持ち、古代イスラエルの時代から、中東・アラビアと密接な関係を保ち、文化的にも民族的にも、他のアフリカ地域とは一線を画した独特の混血文化を誇ってきた。
わけてもエチオピア高原で受け継がれてきた、古代ユダヤ教の流れを汲むエチオピア正教は、他のキリスト教宗派には見られない、聖書時代さながらの独特の宗教典礼を現代に受け継いでいる。
本展は、30年以上に渡って撮影を続けてきた中から、宗教文化に焦点をあてた作品を中心に、約40点により構成する。
トークイベント開催
【ギャラリートーク】2018年1月6日(土)14:00~
【トークショー】2018年1月8日(月・祝)14:00~
参加費:無料
会場:いずれもアイデム本社ビル
野町和嘉(のまち かずよし)略歴
1946年高知県生まれ。杵島隆に師事した後、1971年にフリーの写真家となる。1972年のサハラ砂漠への旅をきっかけとして、ナイル川、エチオピアなど、アフリカを広く取材する。1980年代後半からは、過酷な風土を生き抜く人々の営みと信仰をテーマとして舞台を中近東、アジアに移し、長期の取材を続ける。2000年代以降は、アンデス、インド等を中心に取材を続ける。
『サハラ』『ナイル』『チベット』『メッカ巡礼』『地球巡礼』など多くの写真集が国際共同出版される。ローマ、ミラノ、台北ほかで『聖地巡礼』展を開催。土門拳賞、芸術選奨文部大臣新人賞、日本写真協会国際賞など受賞多数。2009年、紫綬褒章受章。www.nomachi.com