

一般的に大学写真部が活発だったのは1960年代とされていますが、2012年の現在はその時代の活動を上回り大きな広がりを見せています。
私たち東海大学写真部OB展は、そのような大学生活のなかで写真部という名の下に一時期を過ごした有志が世代を超えて集い、第1回目を2002年に開き、今年で4回目の開催となりました。
展示作品は特別にテーマを定めておりませんが、各人が卒業したときから現在まで持ち続けた写真への情熱の成果であります。参加メンバーのなかには、趣味が高じてプロ写真家となった者、写真のプロラボを経営する者などに加え、技術者としてカメラ・レンズなどの開発に携わる者など、写真業界に根を下ろした人も多数いますが、大半は一般企業の事務職であったり、技術職であったり、自営業であったりと、幅広い広がりを見せています。出展は70歳のシニアから卒業したての20代前半まで、さらに現役写真部員を招待しての年齢構成となっております。
展示作品は、カラー、黒白、単写真、組写真など、半切・全紙で約65点を予定。