本日は開口一番「寒い！」と言ってしまうくらい急に寒くなってびっくりしましたね！
シリウススタッフは上着デビューをしました。
来週は打って変わってまた暖かくなる予報なので、体調にはどうぞお気をつけて‥‥。
さて、現在シリウスでは以下の展示を開催中です。
戸澤裕司 写真展「DESTINY」
期間：2022年10月6日（木）～10月12日（水）
戸澤裕司さんは1964年石川県生まれ。
東京綜合写真専門学校卒業後、週刊朝日グラビア専属カメラマンを経てフリーカメラマンに。様々な媒体での撮影やWSを主宰され、精力的に活動されています。
今回の写真展ではモノクロを中心にコロナ禍の東京の一場面を切り撮ったスナップフォトがズラリと並んでいます。
モノクロ写真が並ぶ中ところどころカラー写真が。これには何か意図があるのか伺うと、
「仕事ではカラーで撮ることもありますが、自分が普段撮る写真はモノクロが主で、逆にカラー写真は非日常的。場面転換の意味もありますが、日常の中に非日常を入れることで自分の目が見えなくなりつつある心情も表現しています。」
そう、実は戸澤さんは網膜ジストロフィーという視力を失う病気を患わっておられます。
だんだんと視力が低下していく不安の中撮影されたコロナ禍の東京には、不安の中でも笑顔で遊ぶ子どもたちや懸命に働く人々の姿が。戸澤さんにとってそうした人々の姿は勇気や希望をもらえる存在なのかもしれません。
見えていても見えなかった世界、見えなくなって見える世界。
カメラを通して見た戸澤さんの世界をご覧ください。
また今回の展示に合わせて写真集も制作されました！
会場にて販売中ですので、是非お手に取ってご覧ください。
視力を失いつつも撮影を続ける戸澤さん。今後どんな写真を撮ってくれるのでしょうか。
戸澤さんの今後の活動にも是非注目していきたいと思います！
さまざまなメディアにも今回の展示に関するインタビュー記事がアップされています。
こちらも是非ご覧ください。（クリックでページに移行します。）
■AERA dot.
■朝日新聞デジタル
10/9（日）は休館ですが、10/10（祝）は開館しております。
皆さまのご来館お待ちしております。
※シリウスでは引き続き感染症予防を行っております。
発熱のある方や、咳の出る方、体調不良のある方には
ご来館をご遠慮いただいておりますが、
定期的に換気などを実施しながら開館しております。
来館される皆様はマスク着用と入り口でのアルコール消毒や
人との距離をとってご鑑賞くださいますようご協力ご配慮お願いいたします。
また近い距離でのご歓談もなるべくお控えいただきますようお願いいたします。
