第2回「笹本恒子写真賞」受賞記念展
足立君江 写真展「カンボジアの子どもたち」

シリウスブログをご覧の皆様、こんにちは!

年内最後の展示となりましたー!

今年もあっという間に1年が終わってしまいますね・・・

この1年でシリウスは47回もの展示を行いました。

1回1回の展示がとても思い出深く、そして素晴らしい展示でした。

また今年は新しい展示方法なども取り入れ、ギャラリーとしても勉強になる1年となり、来年ももっと頑張るぞ!と新たな気持ちで頑張ろうと思います。

2019年もシリウスをどうぞよろしくお願いいたします!



さて、シリウス2018年最後の展示は以下の展示です!

第2回「笹本恒子写真賞」受賞記念展

足立君江 写真展「カンボジアの子どもたちと」

期 間: 2018年12月20日(木)~12月26日(水)



日本写真家協会が主催する「笹本恒子写真賞」は日本初の女性報道写真家・笹本恒子の「時代を捉える鮮鋭な眼と社会に向けてのヒューマニズムな眼差しに支えられた業績」を顕彰し、その精神を引き継ぐ写真家の活動を支援することを目的として設けられた写真賞です。

昨年はアイヌの人々を長年撮影し続けている宇井眞紀子さんHPの展示を行い、第2回目の受賞記念展となる今回は長年カンボジアの子どもたちを追い続けた足立君江さんの展示を行います。



足立君江さんHPは1990年代より写真を始められ、これまで精力的に写真活動を行なってきました。



今回展示されている写真は2001年から撮影されたカンボジアの子どもたちの写真。

足立さんは約18年間、このカンボジアという場所で取材を続けていらっしゃいます。

どの写真も子どもたちの笑顔がキラキラと輝く写真が印象的ですが、写真の説明文を読むと、日本では考えられないような過酷な環境で生活していることに驚いてしまいました。

小学生くらいの子たちが生計を立てるために少ない賃金で仕事をし、母親の代わりに子どもの面倒を見る子もいれば、自身を市場で売られそうになった過去がある子、小さい体に感染症を持つ子、そしてカンボジア内戦の爪跡として今なお残る地雷で被害にあう人々たち。

あっけらかんとした明るい笑顔の裏にある、歴史の傷跡。

説明文を読んだ後写真を見ると、その悲しい部分がじわりじわりと見えてきます。



しかし、同時に子どもたちの綺麗な笑顔、そしてその逞しく生きる姿から「未来」が見え、カンボジアという国に希望があることを教えてくれるような気がします。

色んなことを教えてくれるような、是非多くの人に見て頂きたい展示です。



またこの展示に合わせまして写真集も販売しております。ぜひこちらもお手にとってご覧ください。



そして年内は12月26日(水)15時までとなります。

年明けは1月5日(土)10時から開館いたします。

2019年一発目の展示は恒例の年頭企画展を開催いたしますので、皆様ぜひお越しください★

2019年も皆様のご来館心よりお待ちしております!

みなさま良いお年をー!

アクセス

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住所

〒160-0022
東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
TEL:03-3350-1211
FAX:03-3350-1240
東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅下車

アクセス良好

開館時間

開館時間 : 10:00~18:00
(最終日 : 10:00~15:00)
休館日 : 日曜日・祝日の一部(お問い合わせください)

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