11月になってしまいましたー!今年もあと2ヶ月です。。。
徐々に新宿御苑にも紅葉の波がやってきました。
通り沿いにあるイチョウも黄色く色づいてきますので、
皆様ぜひ新宿御苑の散策してみてくださいね★
さて、シリウスでは現在
ゾーンシステム研究会 第22回写真展 「光への探求」
期 間: 2018年11月8 日(木)~11月14日(水)
を開催しています。

ゾーンシステム研究会は1995年に発足し、現在に至るまで撮影からプリントまでの技術を追求し、美しい作品を作り出してきました。年に1回展示を行い、精力的に活動しています。
今回で会として22回目の展示。シリウスでは6回目の展示となります。

まず、「ゾーンシステム」って何だろう・・・と思う方も沢山いるので、ゾーンシステムについてご説明します。
ゾーンシステムとは・・・ アンセル・アダムスとフレッド・アーチャーによって1941年に考案された、フィルムへの露出と現像の技法。まず、白黒写真で印画紙に表現できる明暗の階調を、0(完全な黒)から10(純白)の各ゾーンへと分割し、そのゾーンと関連付けながら、被写体への適正露出を測定する。このように適正露出の探索をシステム化することで、一般的な、写真家の経験や勘に基づく主観的な判断ではない、ファインプリントを得るための客観的かつ合理的な方法論が編み出されたのである。フィルム現像においてもまた、このゾーンシステムに依拠しながら、イメージの部分部分の最適な明暗を決定する。(引用ページはこちら) |
しかし、展示している写真を見ても、「自分でもこんなに綺麗な写真が出来るのかもしれない!」という希望が持てます。
特にいつも勘でやっているから安定した撮影とプリントが出来なくて悩んでいる、という方には是非ご覧いただきたい展示です。

ゾーンシステム研究会の活動は主に「撮影会」「講評会」「写真展開催」。
定期的に行われる例会では、ここはもうちょっとこうした方が・・・などプリントなどもチェックするそうです。「何度プリントし直したことか・・・・笑」と会の方が仰っていましたが、理想のプリントを作り上げるのはとても難しく、熟練の技が必要になってきます。
展示されている作品はどれもモノクロのトーンが美しく、見ていて気持ちの良い作品ばかり。展示者それぞれの技術とこだわりが作品の中に詰まっています。

今回は会場の奥でオリジナルプリントも販売しております。
お手にとってご覧いただけますので、是非ご覧ください。
お気に入りの1枚に出会えるかもしれませんよ(^^)
そして明後日11月10日(土)にはギャラリートークも開催されます。
こちらも是非お立ち寄りください。
【ゾーンシステム研究会ギャラリートーク】
■日時:2018年11月10日(土)14:00~
■場所:アイデムフォトギャラリー「シリウス」内
皆様のご来館、お待ちしております。
平日、土曜日は10:00~18:00まで(最終日は15:00)
*日曜日休館